ドラゴンゲート観戦記 加藤帆希衝撃のデビュー戦 望月成晃VS加藤帆希 キミは加藤帆希をみたか? | 趣味こそすべて

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第5試合です。加藤帆希のデビュー戦です。

 

『帆希』と書いてなんて読むか分かりますか?

・・・『ほまれ』だそうです。

 

しばらく考えて希の読み方をググって渋々納得するというか、どこか納得の出来ない表情をするわけです。デビュー戦後にリングネームの改名はありそうと試合前に喋っていました。やっぱり読めないよ、ほまれって。

 

ただデビュー戦が第5試合、対戦相手が望月っていうのはドラゴンゲート悪の首脳部からの期待が伝わってきます。大型新人なのは間違いない。

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加藤帆希、20歳だそうです。

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リングイン

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緊張しているのか、南側のファンにアピールすることなどはない。まあ、当然か、デビュー戦ですからね。

 

望月が入場します。

 

試合開始

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望月が握手を求めます。さすがにこれは罠じゃない。

 

プロレスは恐ろしいエンターテインメントです。選手が握手を求めたら『罠』ってファンが思い込みますからね。ファンはどんな握手をプロレスのリングで観てきたのでしょう。

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握手に応じる加藤。大きな拍手が起こります。さすがにデビュー戦のハタチの子に握手を求めた瞬間に襲い掛かったら望月の人格を疑ってしまいます。望月も人の子です、人の親でもありますからね、はい。

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グラウンドの攻防になります。

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ロープエスケープする加藤。

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望月の方が低く構えているのが気になった。グラウンドでも圧倒しようとしていましたね。

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加藤の片足タックル。

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グイグイとヘッドロックをする望月。

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加藤のドロップキックがヒットします

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細いけどスタミナがありそうです。あとルックスがいい

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最初のグラウンドの攻防では大樹の片鱗は分かりませんでしたが、徐々に魅力を出していきます

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望月とロックアップ。加藤はデビュー戦なのに堂々と闘うんですよね。

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チョップを受ける加藤

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痛そうだ

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背中へのキック

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ボディスラム

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ハーフボストンで締めあげます。これで決まるかとちょっと思ったけど、ちゃんとロープエスケープします。

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加藤のエルボーが炸裂

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逆水平チョップが決まります。衝撃音が凄い、新人のチョップとは思えないです。

 

そして会場に戦慄が走ります。

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デビュー戦でドラゴン・スクリューを出します。プロレス史で初じゃない?デビュー戦でのドラゴン・スクリューって。

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カラダごと潰しにいきます

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当然、返されるとはいえ、望月相手によくやっています。手加減をしてくれる人じゃないですからね。

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串刺しエルボーが炸裂。

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望月のキックがまともに入ります。

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なんとか返す加藤。会場が沸きます

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望月に打撃で対抗します。

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トラースキックが炸裂!

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そして飛び込んでひねりを加えて

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丸め込みを狙います

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勿論、返しますが、丸め込みの入り方にセンスを感じます。

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ローリングソバットが炸裂

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加藤がまた飛び掛かっての丸め込みを狙います

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望月がキャッチした

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そして逆エビ!

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ああーっ!これは極まったか?

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必死に逃げようとしますが、厳しそう。

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加藤が粘るが望月が締め上げる。決ったな・・・うん、ギブアップしない?

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ああーっ!ここまでいったらさすがにもうダメか・・・って思ったらなんと加藤がここから体勢を入れ替えて

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丸め込みを狙います。なんとか返す望月。

 

まさかの攻防に大爆発する後楽園ホール。

 

いや、この逆エビ、耐えるので精一杯でしょ?なんとか耐えたと思ったら、まさか次の瞬間に丸め込みで勝利を狙いにいくとは・・・。会場の全員がギブアップすると思っていた直後に勝利を狙いに行くとは・・・。

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イケメンの若者だと思っていた加藤ですが、メンタルが強い。勝利への執着心がありますね。

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望月のミドルキックが炸裂します。

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何度も蹴っていきます。ただ先程はドラゴン・スクリューで返しましたからね。

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次はどうするんだ?

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加藤が打ってこい!という表情で望月を挑発します。

 

真っ向勝負だ!

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根性があるよ、加藤

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加藤の目が良い、いい表情だ。

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まともにミドルキックがヒットしました。これで終わったか・・・。

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なんとカウント2で返す加藤。

 

あり得ない展開です。さらに爆発する後楽園ホール!
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異常な粘りに会場の空気がおかしくなっています。望月は何をする気だ?

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この体勢は

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デビュー戦の新人相手にさすがにダメだろ?いや、望月ならやりかねないか

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必殺技、ツイスターが炸裂します。脳天からマットに突き刺さる加藤

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さすがにこれは返せなかった。いや、やり過ぎだろ?って気持ちもします。

 

望月が加藤を認めたのは間違いない。

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望月が加藤を介抱します。

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会場に拍手を求める望月。大拍手ですよ。

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悔しそうな加藤

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いやー、素晴らしいデビュー戦です。

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ここまでやるとは思わなかった。

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試合に負けた直後もイケメンですね。

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よく頑張りました。

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会場のファンに頭を下げる加藤

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素晴らしいですよ。そう思っていたらゴールドクラスのメンバーがリングイン。どういうこと?

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Ben-K『加藤帆希、デビューおめでとう。実に素晴らしかった。デビューして早速だが、俺達は最近裏切ったヤツがいて、ゴールドクラス、いまセンターが不在なんだよ。結論から言うと加藤帆希、お前はゴールドクラスのセンターでやっていける素質がある』

 

ええーっ!物凄く評価されてるじゃん!ゴールドクラスのセンターって!

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Ben-K『ここだけの話、練習生時代から目をつけていたんだよ。この時が来たな、ゴールドクラスのセンターとして俺達とやって行こうぜ!』

 

凄すぎるスカウトだ。ここに

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豹が登場!ってことは・・・

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豹『練習生の時から帆希に目をつけていたのは俺達ビッグハグ。素晴らしい身体能力、強いキモチ、そしてメチャクチャカワイイ顔をしているじゃないか。おいで、帆希、これからはこのオレ、豹の新しい恋人として一緒にやっていこうぜ!』

 

メチャクチャな事を言っているけど、これが本気だから豹は恐ろしいんですよねー。

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加藤帆希がマイクを持ちます。

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加藤『Ben-Kさん、豹さん、勧誘ありがとうございます』

 

声が若い。まずそこに会場がどよめきます。子供の声だ。20歳だから当然なんだけど。ハタチでハルクみたいな声はないのはわかっているんだけど。

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加藤『自分はゴールドクラスに入りたくありません』

 

えっ?じゃ、ビッグハグ?

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加藤『ビッグハグにも入りたくありません』

 

まあ、これはなんとなく分からないでもない。まだ早いよ。

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加藤『自分が練習生の頃からドラゴンゲートの素晴らしい人をずっと見ていました』

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加藤『その人の名は・・・』

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加藤『・・・シュン・スカイウォーカー』

 

ええーっ!

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デビューして1戦でヒールターン!そんな新人いるのか?いや、過去のプロレス史において、アマチュアの時に実績のある選手がプロレス入りしてヒールっていうのはあったよ。ただなんの実績もない新人がデビューしてすぐにヒールって。

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ここでシュンくんの高笑いがマイクを通じて入ってきます。

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会場に姿を魅せないのにシュンくんの『ハーハハハハ!』という高笑いの笑い後が響き渡ります。ここからGAORAの生中継をみた人はホラー映画だと勘違いしますよ

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シュンくんの高笑い、そして困惑するリング上、ファンも戸惑っています。

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いきなりヒールって。それもルックスのいい新人が

 

シュンくんが登場、リングに入ります。

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シュンくん『ハハハハーっ!よく分かっているじゃないか!良い感性をしているじゃないか!素晴らしいなあ、加藤帆希』

 

シュンくん節が炸裂します。シュンくん劇場の開幕ですね。

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シュンくん『このリングで誰が一番正しいか、誰が強いか、最も優れたユニットはどこか?それはZ-bratsなんだよ。そのすべてを理解している。加藤帆希は正しい選択をして、正しい理解をしている。断る理由はない』

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握手した!

 

シュンくん『新メンバー、加藤帆希!』

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握手をした瞬間、震えたね。いきなり悪になったってことじゃない。

 

加藤の表情が変わったのです。

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顔を作っているといえばそれまでですが、デビュー戦直後ですよ。そんな事が出来る新人がいますか?

 

シュンくんと握手をした瞬間、ヒールの表情になっていた。

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記念撮影です。

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超満員の後楽園ホールのファンはブーイングを飛ばすわけでもない。ただただ困惑しています。

 

ただ加藤はブーイングが来なかったのが不満だったのか

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この表情です。デビュー戦直後ですよ。

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完全にヒールの表情をしていた。

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生まれ持ったルックス、身体能力などもありますが、この新人はちょっと違う。加藤の表情をみて多くの人がそう理解したはずです。

 

ドラゴンゲート悪の首脳部がいきなり加藤をスターにしようとしているわけです。いますぐ売れさせる。

 

加藤にはそのポテンシャルがあると思います。しかしデビュー戦直後にユニットのセンターになれって言われたり、ヒールになったり、凄いものを観ています。

 

こんなデビュー戦、観たことないよ。

 

これは新しい時代の幕開けなんでしょうか?コロナ以降、初の超満員の後楽園ホール大会ですからね。相応しい舞台ではありました。

 

今後の加藤帆希、大注目です。

 

 

 

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