フジロック2014 感想文 12 SiM フジロック史上最大のサークルピット出現  | 趣味こそすべて

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次に見るバンドはSiM。ホワイトステージです。日本のロックバンド。フジロック2014開催の1週間前に聞き出したバンドです。ギターがとにかくカッコいいです。

ラウド系といいますか、ヘビィーロックですけどボーカルのメロディーはキレイで聞きやすくもあります。



素敵な弾幕があります。

ヤレるもんならやってみろ!世界は俺達、SiMのものだ!

いいですねえ。こういう挑発的は表現は大好きです。

物凄い暑さのホワイトステージ。SiMのライブもステージ前方でみます。ライブは前で観ないとつまんないよ。

SiMが登場します。大歓声で迎えられるSiM。人気がありますね。男性のファンも多いです。

ボーカルの人が叫びます。『フジロックに出ているなかで唯一のお子ちゃまバンドです!』

ボーカルの人はメイクしていますしね。でもお子ちゃまじゃない。演奏がうまいです。特にギター。

派手なアクションでギターを弾くのですが、演奏がしっかりしている。タッピングとかも本当に上手。ギターうますぎるよ。

1曲目から大盛り上がりのSiMのライブ。ホワイトステージですので砂埃が凄いです。

そして3曲目のマイク。事件が起こります。

ボーカルの人『ホワイトステージ真ん中にあるPAの建物の周りをグルグル回ろう。イスの人はスイマセン、ちょっと離れてもらって』

おおーっ、サークルピットが行われようとしています。

サークルピットって昨年のフジロックのKillswitch Engageのライブで初登場したのですが、ステージ前方で行われていました。

SiMのライブでは違います。

ホワイトステージのど真ん中。ど真ん中を数百人がグルグル回るって・・・。

やるしかないよ!

30代男性、若者に混じって人生初のサークルピットをやりました。炎天下のホワイトステージ。SiMの合図と共に一斉に数百人のフジロッカーが走り出します。サークルピットに参加しない人もグルグル回っているフジロッカーとハイタッチ。

物凄い砂煙と歓声と興奮がそこにありました。

非日常がそこにありました。

フジロック史上最大のサークルピット、最高すぎる。

SiMのメンバーも気合い充分の演奏。

ベースもうまかったですね。

またライブのMCもいいんです。

ボーカルの人が叫びます。

『オレは帰って来た!昔、ルーキー・ア・ゴーゴーに出演したとき、そのステージで必ずフジロックに帰って来る!って宣言して・・・いまオレはこの足でフジロックのホワイトステージに立っている!』

『10年前、高校生のとき、フジロックに出たいって宣言してみんなにバカにされていた。でもいまオレは当時と同じSiMってバンドでこのステージに立っている!』

ボーカルの人、メイクしてタトゥーもある人ですけど、実際はマジメで熱血だ。

SiMにはいろんなタイプの曲があります。ヘビィーな曲が僕は好きですが、それだけじゃない。

ルーキー・ア・ゴーゴーに出たときも歌った、700枚しか売れなかったアルバムの曲を演奏したりします。

応援したくなる何かを持っているバンドですね。
人は外見じゃない。

ボーカルの人はマジメで、ギター、ベース、ドラム、みなさん相当な練習をしてホワイトステージに辿り着いたと思います。

努力が報われましたね。

フジロックに出れる喜びを全身でアピールしながらロックするSiM。

カッコ良すぎるよ!

全身全霊を込めたSiMのライブを僕も炎天下の猛暑のなか飛び跳ねて踊って楽しみました。

ロック最高、フジロック最高です。


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