かの有名な土佐日記の冒頭でございます。
一人旅をしていると何故か頻繁に旅行者にdiaryを書くことをアドバイスされます。
唯一、2010年1月に1ヶ月間インドを旅行した時だけはdiaryは記しましたがそれ以外の旅では全くのノータッチでした。
「それは実に勿体無い事だよ、Misssim

時として人は忘れるという素晴らしい能力を持っている。膨大な悲しみや苦しみが永遠に記憶として残っていたら生きるのがさぞかし辛いからね。
でも、君みたいに各国しかもユニークな体験をしているのなら記録をdiaryとして残すべきだよ。出来事も、その時に受けた感情も全ての記憶は時と共に段々薄らいでいくよ。昔の自分が何を考えどの様に行動してたか軌跡が残っているのだから自分を振り返ることも出来るし本当にdiaryは重要だよ」
と英国人ジャーナリストに力説されました

確かに、インド旅行は2年前なのでそれ程、昔の事ではありませんがやはり印象に残っているのは強烈なインパクトのある出来事や記憶も断片的であったりします。
旅の目的は明確であたとしても旅中得られたものや感じた事は日毎に忘却の彼方であるのは間違いないです。
となると、インド旅行で自分が何を記したのか無性に気になり書籍の間からdiaryを探しました

そして読みふけりました。文章が進むに連れ2年前の記憶が鮮明に蘇って来ました。
今年でリリースされ1300年経つ現存する日本最古の書物があります。
古事記です。
古事記は神代から推古天皇までの歴史が記されている太安万侶により712年に献上された書物です。
古典文学を勉強されている方以外はそんなに親しみはないかもしれません

推古天皇の後に即位する元明天皇の命が無ければ古事記は存在せず歴史も違うものとなっていたかもしれません。
そもそも記されていた物が真実かは今となっては謎ですが

話しは脱線しましたがdiary、書物は書き手のその時の感情や生き方を知る手掛かりや、はたまた歴史の謎を解いてしまう事もあるかもしれません。
インドでdiaryを綴っていて何が良かったのか?帰着後何年か経過し今一度読み返したらその良さがわかりました

胸を膨らませて旅のパッキングをしている時、空きスペースに1冊ノートを忍ばせ現地でペンを走らせてみてはいかがでしょう

アメブロもあるしね
