三日月に自分をなぞらえて、欠けていると言う、安達祐実さん演じるヒロインに、倉科カナさん演じる友人は、三日月は満ちる途中、人生はその繰り返し、と説きます。

 

熊本を舞台に、震災の時にネコがきっかけで仲良くなった、女二人と男一人が同居するお話です。男は自信過剰気味で、笑いを誘います。

 

45歳で独身のヒロインは、大人になれない、捨て猫みたいな書店員で、料理が好きです。結婚して子供もいる妹は人生の先輩みたいです。

 

ヒロインは、こんな日が私に来るなんて、という状況になりますが、大人だから、女だから、で、好きなことをあきらめるのではなく、幸せに生きていいことに気づきます。

 

ひとつをやめて次のことに進むのでなく、両方を手に入れる方法もあるのですね。