日本を舞台に、白人男性アメリカ人俳優の主人公が、代役を派遣する会社で働くお話です。

 

新郎の代役で家族に安心を、依頼者である新婦に幸福な未来を約束する初仕事で、これは人の心の仕事だとわかります。

 

私立受験のために、娘に悟られないように娘の父親を演じる仕事では、主人公は本気で取り組んでしまいます。

 

老俳優の最後の願いに付き合う仕事では、誘拐の疑いをかけられてしまいます。

 

この事件をきっかけに、この職場の環境が改善されたことはよいことだと思います。

 

人々は電車で移動するのが基本です。人口の多い都内だけでなく、新幹線から乗り換えていく地方でも。国土に鉄道網を張りめぐらせた国を作った日本の姿が肯定的に描かれます。

教場とは警察学校のことで、その教官が主人公です。教場の外では、主人公を狙う千枚通しの連続殺人犯の不気味な存在があり、教場のかつての卒業生が捜査に当たります。

 

侵入経路や薬物の摂取方法など、主人公は生徒に課題を出し、それが生徒自身を追い詰めたり、命を救ったりします。

 

走るのが得意な生徒の妹に付きまとう隣人は、先入観から、完全にミスリードされました。

 

主人公を監視している生徒もいて、外部とのつながりも疑われます。

 

卒業式の侵入者でも、主人公の冷徹な洞察は的確で、途中で退校した者も私の生徒だ、と、情報を集めて指導しようとする姿がうかがえます。

 

普段の生活では知ることのできない世界をのぞき見ることができた感じがします。

浜辺美波さん演じるヒロインが、死んだ人の霊が見えることから故人と遺族に寄り添えることを期待されて、葬祭会社で働くことになるお話です。

 

仕事の面でヒロインを指導し納棺もできる先輩を目黒蓮さんが演じています。

 

妊娠中の妻を亡くした夫、病気の治療の末に幼子を亡くした夫婦、交通事故で死んだ母の葬儀を離婚した父に知らせるかを考える兄妹などが登場します。

 

ヒロインには、自分が生まれた日に、祖母といて亡くなった姉がいますが、家でその話をするのは禁じられていました。最後にヒロインの家族がクローズアップされます。

 

たとえ一緒に暮らしていても、何を考えているかは、話してみないとわからない、ということです。それは、死んでからでは遅い、ということです。