①じゃぁ、もう1人どう?
よく行く支援センターで、女の子がいるとかわいいなぁって思って、やっぱり羨ましくなっちゃって、『いいですね』って世間話として言うんですね。
すると、たいてい『じゃぁ、もう1人どう?』とか、『次は女の子かもよ?』みたいなことを言われます。
もちろん相手に大した意味はないし、そういう、軽口を叩ける相手として思ってもらえているのは嬉しいんですが。
もう二度と誰も産む気がない私にすると、少しモヤっとした感情が残ります。
②産むこと、育児へのハードルの高さ
私はなかなか妊娠しなかったし、妊婦になってからも1人目は切迫早産で入院、
2人目はシロッカー手術でなんとか持ったものの、前期破水になりヒヤヒヤしたりと大変でした。
なので、もう二度と妊婦になんかなりたくないし、
育児においても、もう2人でお腹いっぱい、
むしろ一人っ子でいいかな、どうかなと思っている時に2人目ができたので、3人目なんてありえない。
私にとって産むこと、人を育てることは自分の体的にも心的にもすごくハードルが高いことだけれど、
人によってそのハードルの高さは違うんだろうなぁと思った瞬間でした。
③親になって思う親への感謝と、理解できない気持ち
うちは4人姉妹なので、私からしたら自分の両親ってすごいなぁ思います。
私は二人だけでも手一杯なので、これにさらに2人いるって、親として想像できない領域だし、
よくぞ4人も育て上げてくれたなって感謝の気持ちはあります。
それと同時にリスクとか経済的なこととか考えなかったのかなぁとも思います。
当時と今ではまた感覚とか、時代の流れとか違うこともあるので、一概に比べることはできないのですが。
私自身は次男の時には出生前検査も受けましたし、
経済的な部分で言うと金額にしたらそんなに大きくないのですが、奨学金を借りていました。
もちろん、私の進路と我が家の経済状態でガッツリ海外留学させてくれた親には感謝しているし、
奨学金の返済は私が払うべきお金だったというのは理解できているんですが。
それでも4人もいなかったから、奨学金なんか借りずに私に回してもらえたんじゃみたいな邪な思いはずっと燻ってましたね。
今でこそだいぶ薄れてきましたけど。
なので、想像していた以上に子どもを育てるっていろんな面で大変だなぁと感じるので、
それを承知の上で子どもを4人ももうけようとおもったことがすごいなぁと思うと同時に、
私には理解できないなと思う部分はあります。
なかなか人様になんで一人っ子なの?とかなんで◯人産んだの?なんて聞くわけにはいかないんですが、
どんな気持ちで今の家族になったのか知りたい気もしています。