先日、このブログを見た方からブラックスケール・シリーズの使い分けについてご質問がありましたので、以前に投稿したモノを少し編集して上げて見ました。
(^_^)
確かにブラックスケール•シリーズはほぼ同価格帯でノーマル(2013含む)、XP、XC、XXで区別してあります。そのため、少し分かりにくいのかも知れませんね…
(。-_-。)
ただ個人的には、同じシリーズ内で色々なコンセプトを謳っているモデルが存在している方が不思議です。
と言うのも作る側からすると同じ素材(多少変えたとしても)を使って、そこまでモデルを差別化できないと思うのですが…(笑)
個々のモデルについての詳細はバレーヒルHP内の「ミッション」を参考にしていただくとして、シリーズごとの開発コンセプトをご説明します。
おそらく、これを読んでいただくとシリーズの使い分けが分かると思います…
(^_^)
(ブラックスケール&2013)
汎用性の高いシリーズとして位置付けするために、特殊な長さやテーパーには一切していません。その代わり、素材はオールマイティーにルアーを使用することを考えて、ダル過ぎず堅過ぎないバランスが良い弾性のカーボンを採用しています。特にオカッパリなど本数を持てない場合、こういうロッドを使って複数のフィールドを釣り歩いた方が釣果が出ます。またボートからでもパターンが分かるまでは、こういうロッドで探っていくものです。
ちなみに今年モデルチェンジする「ブラックスケール2013」も基本コンセプトは従来と変わっていません。
ただブランクス性能やガイド、そしてデザインをより進化させたと思って下さい。
(ブラックスケールXP)
フィールドで、どうしてもウィードやカバーを釣らないといけない場合があります。もちろんノーマルでも対応出来ますが、魚+α(特に琵琶湖)になってくるとロッドの張りやパワーを素材から根本的に見直す必要が出てきます。そのパワーについて徹底的に追求したのが、XPです。もちろん琵琶湖以外でもロッドに強さが必要な場合は使用出来ますが、要するに魚に対してだけでなくフィールドを攻略するためのパワーだと思って下さい。
(ブラックスケールXC)
例えばクランクベイトを使う時。例えばフリップする時。例えばスモラバをやる時。こう言った釣りのパターンがある程度掴めてくると、汎用性を重視したロッドでは物足りなくなります。その釣りのイメージを実現できるように、各モデルごとに専用素材を使い、差別化したのが、XCです。同じシリーズながら全て素材構成が違いますし、ソリッドティップのスピニング2モデルに至ってはテーパーも変えてあります。
(ブラックスケールXX)
パワーロッドの弱点は繊細さに欠けることです。特に琵琶湖で必要不可欠なテキサスリグで、例えば1ozで喰わないのに3/4ozなら喰うと言うようなシビアな状況に対応できる「繊細な部分を持ったパワーロッド」。これを実現させたのが、XXです。このロッドは粘り重視のカーボン素材をベースに別のメッシュカーボンをベリー付近までアシストすることで理想的なアクションに仕上げました。触ると分かりますが、しなやかなフィーリングなのにパワーがあります。
以上です。
なるべく分かりやすいようにお伝えしたつもりですが、商品選びの際に参考にして下さいね…
(^_^)
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