ロッドのプロトを作成する時に、素材段階で必ず確認する強度…
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対象魚や使用用途、またロッドテーパーなどから強度の基準値を決めてテストしています。
具体的な数値は言えませんが、オモリを掛けて破断テストする際のロッド角度は45度を基準に90度まで。
ちなみにロッドは、45度の状態が素材のパワーを活かすことが出来ます。
(上記はラインの方向とロッドとに生じる角度ですから誤解しないで下さいね)
では、この強度…
ロッドを立てた状態である70~90度の場合、強度はどれくらい低下するか知っていますか?
テーパーや素材によって違いますが、45度での強度に比べて1/2~1/3まで低下します…
ただ、これはあくまで静止負荷を掛けた場合の話。
(。-_-。)
実際の釣りで、魚の引きは一定方向だけではありませんから当然素材はネジれたりもします。
ロッドに架かるもう一つの負荷「ネジレ」…
このネジレについては後日お話したいと思いますが、実はロッドにとって一番の弱点です。
今回は角度の話だけでしたが、無駄なロッド破損を防ぐためにも知識として覚えておいて下さいね。
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