さて、年末年始は妻が子供と里帰りしていたので一人です!
という事で年末に続きまたもや沖磯へ。
今回も宇野エリアです。
日の出共同渡船さんにお世話になり、喜兵衛島という所へ渡して頂きました。
2018/1/2(火) 晴れ
風速 北西の風が6メートル前後
竿 :シマノ 鱗海スペシャル 00号 530
リール:シマノ ハイパーフォース 1700DHG
道糸 :シマノ リミテッドプロPE G5+ 1号
ハリス:デュエル HDカーボンPRO 1.5号
ウキ :シマノ ゼロピット B~2B
針 :鬼掛 タナ探りチヌ2号
撒き餌:ヌカ11杯、牡蠣殻0.5杯、圧ペン麦1.5杯、アミエビ1kg ヒロキューハイパーチヌZ
挿し餌:自家製黄色オキアミ、練り餌
今回は12月31日から1月2日にかけて水温が一気に1℃以上下がって9.2℃とかひどい状況です。
それでもまぁ朝の9時過ぎから15時過ぎまで6時間も釣れば何かしら釣れるだろうと楽観的に行きます。
ややたくさんコマセが必要なので今回もかさ増しの為に普段の激安コマセにハイパーチヌZを混ぜていきます。
いつも疑問なのですが、昔からハイパーチヌZが好きで愛用させて頂いているんですが、何故安く増量というとブラックターボなんでしょう?
ハイパーチヌZもブラックターボも同じ約3倍に膨らむとされていて、
ハイパーチヌZの方が粒は多いしなんとなく膨らみは多いしまとまりも良くて扱いやすい。
価格も同じか量で考えるとハイパーチヌZの方が安いと思うんですが。
なのに増量=ブラックターボでハイパーチヌZは置いている店が案外少なくブラックターボはどこにでも置いてあるというのが不思議です。
さて、話は元に戻しますが、まず喜兵衛島というのは案外大きい島で釣座はたくさんあって迷います。
これは船着き場の近くなのですが、最初はこの目の前の飛び出た部分でやろうかと思いました。
ですが、北西の風が強かったので風裏になる東側の方が釣りやすいし視覚的に良かったのです。
冬の南向きとかで逆光に近い状態というのは太陽が低くて変な反射してウキ下が全く見えないので嫌いなんです。
東側に行くとちょうど牡蠣の養殖イカダみたいなのがあったのでその際を攻めようかと思いましたが、
その中間に大きなシモリがあるので根掛かりしそうでやめました。
潮が引いた時に見えましたが、そのシモリは干潮時限定でしょうけどそこへ釣座を確保出来る状態で、ピトンの穴までありました。
多分引いた時はここが本命ポイントでしょう。
釣座を確保し、撒き餌を打っていきます。
潮はまぁまぁ速い。
風も遠投すると結構引っ張られる。
なので、Bから始めていたウキを2Bに変更し、ガン玉も追加していきます。
半遊動でタナをとっても良かったのですが、何しろ水温が9℃台。
しかも前々日から1℃以上下がっているのでこんな日は底を這わせてなんぼでしょう。
ということで水深は恐らく10メートルまで無いのですが、やや掟破りの2Bでの全遊動。
本当はその作戦に至るまでアレコレやったのですがエサも取られません。
11時過ぎまで二時間で一度も魚の気配が無かったので初釣りでまったくの丸坊主が頭をよぎります。
11時過ぎてようやくエサが無くなり始めます。
水温が少し上がって来たのでしょう。
コマセを少し多めに効かせて釣っているとどうもウキが怪しい。
ドキドキしながら聞いて見ると魚の手応え!!
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!(全魚に向けて)
とばかりに新年一匹目は福と呼ばれて縁起の良いフグです!
ちなみに初釣りですが、鱗海スペシャルもこの日が初使用ですので入魂式も兼ねてます。
フグとはいえ00号は結構曲がります。
ただフグで楽しめるかというとバットパワー強いんで曲がるけどグワーンと浮かせて一瞬で釣ってしまいます。
小物釣りするのなら鱗海スペシャルより銀狼 冴の00とかの方が楽しいかも知れませんね。
その後、フグを数匹釣っていると、ゆるゆるドラグにしているので、今までとは違い、明らかにドラグがジーッと出て行きます。
慌てて締めたのですが、針ハズレ。
喰いが渋いなーと感じて針を小さくしようと思い、鬼掛けグレの5号に変更。
そこから数投…。
またしてもドラグがジーッと出ます。
今度こそ!とワンテンポ置いてフワッと合わせるときっちり乗りました。
00号の竿が小気味良く曲がります。
ゴンゴンと頭を振る引きはまさしくチヌのそれでした。
00号は最初に使うまで柔らかすぎて磯とかでは向かないと思っていました。
釣具屋の店員さんにも数人にそれは言われました。
が、全くそんな事もなく、竿先がペナンペナンしないので操作性も良く、
無理矢理引っ張ってくるのでは無く怒らせずに操作できる感じです。
技術の進歩を感じます。
危なげなくタモ入れ完了。
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします(チヌに向けて)
なんとか40センチのチヌで入魂完了です!
昼前まで非常に厳しい釣りでしたが、じっくりポイントを作っていけば昼ぐらいから少しずつ魚の気配が出てきて釣りになりました。
家に持って帰って鍋にすると最初は家族はチヌの旨さに感激しておりましたが、
ヒガンフグを一口食べるとヒガンフグが美味すぎてチヌがワンランク下がってしまいましたw
ヒガンフグは正直反則クラスですね。
今回、かなり感じた事はシマノのハイパーフォースのコンパクトタイプのリールに鱗海スペシャルの00を合わせると異次元です!
190gのリールに140gの竿ですからまぁ軽さは半端じゃないです。
そしてコンパクトタイプの弱点の糸ヨレはシマノのリミテッドプロPEG5+を使う事で解消します。
シマノ派やダイワ派でそれぞれ思い入れがあるでしょうしダイワ派な僕ですが、この組み合わせはどっち派とかじゃなくて
現状シマノでしか実現できない組み合わせです。
軽けりゃ良いかというとそんな事は無いですが、ここまで軽いと長い竿を扱うフカセ釣りを長時間やる場合に疲労が全然違います。
疲労が違うという事は集中力が落ちにくいという事で、釣果にも関わって来ると思います。
竿とリール合わせて10万円弱ぐらいすると思いますが、使用頻度が多い人は特にその値打ちがあると思います。