こんにちは。
五嶋 奏です。
家庭画報2020年1月号の
「キルトに魅せられて」
という特集で
三浦百惠さんの記事を
拝読しました。
「時間(とき)の花束」を出版された経緯や
作品のテーマ
その素晴らしい出来映えに
感心しながら
私の記憶は
遡り
引退された前後の
百惠さんの事を思い出して
いました。
人気絶頂の時の
惜しまれた引退
未練など全く感じさせない
潔い幕引き
引退と同時に出版された
「蒼い時」を読み
喝采の影にあった苦労を
ほんの少しだけ
吐露されていて
堅い笑顔の後ろに隠していた
繊細な女性の思いに
触れ
心が動かされたことを
覚えています。
特集の中の
お写真は
美しさは変わりませんが
醸し出す雰囲気は
幸せな年月を
重ねてきたひとの
やわらかさでした。
同窓会で
何十年ぶりに会った友の
幸せな暮らしぶりを聞いて
「うれしさと安堵」を感じるのと
同じような気持ちになりました。
印象に残ったのが
百惠さんは、テーマを決め製作に入ると
「迷わない」
というようなことを
キルトの先生が述べていたことです。
「迷わない」
まさに百惠さんの
「個性」を表している
言葉ではないでしょうか!
見事なまでに
引退後は
後ろを降り返らず
新たなステージを進み続けた人生
「迷わない」
幸せをつかむための
重要な
キーワードの
ひとつと
今回、
改めて
感じました。