北海道の旅１日目。
北海道の夏至の頃は
北欧の白夜のように日が長い。
夕方も日没が遅くて
明け方４時頃に目を覚ますと
ザ・ウィンザー洞爺の窓からは
雲海が見えました。
前日の午後は快晴で
空も湖も青かったのです。
洞爺湖は雲海が名物だそうですが
ご一緒した元美さんによると
前回、泊まった時は
霧にけむっていて
全く何も見えなかったそうです。
バスルームの窓も大きいので
雲海を眺めながら入浴してみました
贅沢なオトナの気分だ・・・
地元名物がいっぱいの
美味しい朝食をいただいた後は、
洞爺湖の真ん中にある中島の、
弁天島と観音島へ行くことになりました。
昨年秋にもお世話になった
TOYA CAFEの長友加也さんのお手配で
洞爺マリンさんのボートを
チャーターしていただきました。
観音島は江戸期に北海道各地で
木彫りの仏像を残した
円空上人ゆかりの島。
また弁天島は芸術や財を司る
「中島弁財天」をお祀りしている
金運アップの島です。
船着き場のそばに観音堂があります。
観音像は約350年前に円空上人が
安置したそうですが
有珠善光寺に祀られていて
現在はレプリカなのだそうです。
鳥居をくぐって、
山道を歩いて１５分・・・、
草木の間からお堂が見えました。
立派な「中島弁財天」の
お堂が立っています。
堂内にはキレイな弁財天像が
いらっしゃいました。
ガイドさんによると、
なぜかお堂の周りだけは
草木が遠慮して生えないそうです。
船を手配してくださった
長友加也さんとゆかなちゃん。
次に中島へと移動します。
島には森林博物館がありますが
休館中でした。
ガイドさんと一緒に。
森林博物館から
1時間ほど歩いたところに
すごいパワースポットがあるそうです。
時間があれば森林散策をするのも
オススメだそうです。
ボートを降りた後は
道の駅あぷた でお買い物。
ホタテがお安かったです！
ランチは地元民イチオシの
ナミヘイピザ へ。
その後、有珠善光寺にもお参りしました。
「826年 天台宗僧侶慈覚大師円仁が
有珠を訪れ小宇を造り
阿弥陀如来像を安置したことが
寺の開基と伝承されている。
1613年 松前藩主の松前慶広が
有珠を訪れ如来堂を再興し
阿弥陀如来像を安置して
善光寺と称した。」
８２６年の開祖ですので
とても由緒のあるお寺です。
花のお寺として親しまれており
観音寺の観音像は
こちらの宝物館におられます。
ホームページの歴史沿革を読むと、
隠れキリシタンが逃げてきたり
有珠山の噴火の被害を受けたり
アイヌ民族とのつながりがあったり
近代では戦争の影響を受けたり、
さまざまな歴史を刻んだ場所でした。
加也さんのTOYA CAFEにも
お伺いしてきました、
ここではイベントスペースであり
コーヒーの焙煎をしておられます。
リンゴ炭焼珈琲は絶品です！
通販で購入できるそうです。
全くノープランでしたが
洞爺湖周辺を満喫して
リフレッシュすることができました。
そして支笏湖へと向かいます。
つづく
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