誉め殺しと言う言葉もあるが、人は誉められて気分が悪くなる人は少ない。
子どもを育てる際、あれはダメ、これもダメとやっていると、新しいことにチャレンジしない子どもになってしまう。
逆にほんの僅かでも良いところを探し、そこを誉め続けていると、いつのまにかダメだったこともできるようになっていたりする。
これは大人でも同じだ。
子ども違い知識も経験もあり、悪知恵も働くので、単純に誉めれば良いという訳ではないが、ポイントを押さえて誉めることで、パフォーマンスは格段にあがるものだ。
新しいことへのチャレンジする精神は、知識と経験の積み上げに反比例する場合が多い。
要は守りに入ってしまうのだ。
残念な話だがこれが実態だ。
社会は変化し続けており、過去の経験則が通用しなくなりつつ社会においては、新しいことにチャレンジをすることが重要だ。
新しいことなので簡単には成果に結び付かないので、いかに継続出来るかが鍵でもある。
そのために誉めることで周りが当人のやる気を生み出すサポートが重要になる。
最後は当人次第であり、周りができることなどたかが知れているのだが、何事も一人ではなし得ない。
いかにお互いを誉め合えるか。
これからの時代に伸びて行き続けられる組織の一つの条件になる気がする。
揚げ足とりは誰にでもできる簡単なことで生産性のないことなのでやめておこう。