死にながら唄う、誰かに贈る哀の詩 | Missing

Missing

どうかこの意味のない言葉の羅列が

終わりのない夢路に迷い続ける僕を僅かに残せるように。





僕はこれからも、此処で夢を見続ける。


心地良い程の吐き気と不純な気道回路。
感覚過敏、深い罪悪感が只管に僕を浸してる。

闇に沈む天井を眺めながら、彼の声を何度も思い出す。

分裂する何もかもに思想を重ねて、
僕の眼を無性に痛ませた、あの歪みの日を眼に映す。

僕の中からひっそりと消えた白い猫と青い蒼い霄。
そしてたった少しの雫を香らせたあの赤い紅い華々。


思い返して不意に夢から覚める。


願うのは、ただ君が君で在れるように、と。
祈るのは、ただ僕が僕で在れるように、と。


生きるも枯れるも、ただ全ては本望で有れ、と。