死にながら唄う、誰かに贈る哀の詩 心地良い程の吐き気と不純な気道回路。 感覚過敏、深い罪悪感が只管に僕を浸してる。 闇に沈む天井を眺めながら、彼の声を何度も思い出す。 分裂する何もかもに思想を重ねて、 僕の眼を無性に痛ませた、あの歪みの日を眼に映す。 僕の中からひっそりと消えた白い猫と青い蒼い霄。 そしてたった少しの雫を香らせたあの赤い紅い華々。 思い返して不意に夢から覚める。 願うのは、ただ君が君で在れるように、と。 祈るのは、ただ僕が僕で在れるように、と。 生きるも枯れるも、ただ全ては本望で有れ、と。