「痛い」
「痛い」
そう聞こえた気がした
そんなに時は経ってない
その前に訪れたのは
それなのに
そこは姿をがらりと変えていた
森が消えた
もう十分だったはず
自然と共存していくといったはず
目眩がする
ここはどこ…?
方向感覚が鈍る
「痛い」
「痛い」
自然を殺さないで
私達の利益の為だけに
自然を殺さないで
森が消えていく
木々が死んでいく
動物が追われてく
もう十分だったはず
あのままでよかった
なにも変わらなくてよかった
こうやって自然は壊され
後に忘れ去られていく
この大地の記憶も
自然の記憶も
私達の記憶も
残らない…
もう戻らない…
戻らない…二度と…