西東京準決勝!日大三×創価 | 孤男系 チョコさんの休日

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ひとり遊びが好きな30半ば独身男の休日の様子を紹介するブログです。

都心へ向かう通勤ラッシュの電車の中で

ひとり高揚感と緊張感に胸躍らせながら、金曜日あと1日を乗り切りたいサラリーマンが乗車する疲弊混じりのその車内の雰囲気には似つかないでいた。


国立競技場駅から明治公園を突っ切り神宮へと向かう。

真夏の訪れを告げるセミの鳴き声に耳を澄ませながら、自分の地元ではあまり聞かれないクマゼミの鳴き声も聞こえていた。



1か月半前、その組み合わせが決まった日からこの日をずっと楽しみにしていた。

創価ー三高の再戦だ!


昨夏もこの準決勝で対決し、3-1で制した三高がそのまま甲子園へ出場。

新チーム結成後、昨秋の大会では準々決勝で対戦し、創価が9回三高の連続エラーで追いつき延長12回に松下のホームランで勝利。


昨今の対決は1勝1敗の五分。


そんな宿命付けられた両雄の対決の再戦を決め込み、すべてを準備していた自分のその期待に応えてここまで勝ち上がってきたナインに深く敬意を示したい。



全校応援だろうか?

3塁側のゲート付近に集まる創価生徒の横を通り

あらかじめ崩しておいた700円ぴったりの入場料を右手に握りしめ

誰も並んでいなかった右端の券売場でチケットを購入し3塁側正面玄関から神宮球場に足を踏み入れた。


まず向かった先のトイレで創価の矢澤君と樽海君に遭遇した。


声をかけようか迷ったが自分の一言で選手のリズムを崩してはならない

ここはグッとこらえて心の中でエールを送った。


開始1時間前。

まだ客入りはほどほどで神宮に来たらいつも座るバックネット裏中段付近の席に腰をかけた。


球場内は独特の緊張感が漂っていた。


9時25分、両チーム選手たちがベンチ内に姿を現しアップが始められた。



アイドルと野球が好きな孤男


三高の選手がすぐにランニングを開始したのに対し

創価の選手は円陣を組んだ後にランニングを開始した。

これによってセンターバックスクリーン前で両チームがニアミスを起こすシーンは見られなかった。



アイドルと野球が好きな孤男


ブルペンに先に姿を現したのは創価投手陣だった。

内野、樽海、2人で準備しているがどちらが先発するのか?


内野はここまで全試合先発で疲労も溜まっているだろうが

どうにも樽海も万全ではないらしい。

やがて内野ひとりになり内野が先発するようだ。



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程なくし、三高側のブルペンに姿を現したのはエース右腕の大場だった。


創価の苦手な左投手をぶつけてこなかった。

男だね~小倉さんは。そう胸の中で小倉監督に敬意を表した。



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シートノックが終わり両チームのスターティングメンバーが発表され、いよいよ決戦の時が近づいていた。


4戦連続二桁得点、4戦連続コールドゲーム。

ここまでの4試合で63得点をあげ圧倒的な打撃力で勝ち上がってきた猛打の三高。

もちろん大会大本命、第1シード日大三高だ。


対する第3シード創価はここまでの4試合で失点わずか1。



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攻めの三高VS守りの創価


対照的なチームカラーの高校同士の対決は定刻より3分遅れでプレイボールがかかった。




アイドルと野球が好きな孤男



先攻創価、三高先発大場に対し

まず先頭の奥がフルカウントからフォアボールで出塁すると続く松下のバントはピッチャー前へ。

キャッチャー湯本はファーストを支持したが大場は振り返ってセカンドに送球。

しかし間に合わずセーフ。1塁に投げるもセーフでオールセーフ。

フィルダースチョイスでノーアウト1,2塁のチャンスとなる。

そして準々決勝でサヨナラホームランを放っている南!



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大場VS南


昨秋の対決からこの2人の対決は見応えがあり楽しみにしていた対決だ。

その時は南が3打数3安打1ホーマー2打点で大場を攻略した。


しかしここは堅実に送り1アウト2,3塁とし4番矢澤を送る。



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大場は169センチと上背は無いがこの風格.。

大きめの帽子のひさしからミットを覗き込む視線は

かつて巨人で活躍した桑田を彷彿とさせるオーラである。



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常時140を超える直球をコーナーに投げ込み

大場、矢澤の力と力のぶつかり合いはインサイド勝負で空振り三振!



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ツーアウトとなるも今大会好調の海老原を送り期待をしたがここはファーストゴロで無得点。


絶好の先制の機会を逃した格好となった。



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1回裏、守る創価先発は今大会ここまでほぼ一人で投げてきている内野。

さすがに疲労もあるだろう。

本来の球がきていないのは瞭然だった。


まず1,2番を抑えたがいずれも外野まで飛ばされたフライアウトだった。


そして3番、大会No,1スラッガーの森を迎える。

昨秋は怪我で出場できなかったが、森がいたら結果は違っていたと三高ファンは言っていた。



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そしてその三高ファンの言葉を体現するかのように、森は初球をセンター左にぶち込んだ。



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先制のホームラン。


動揺したか続く打者へは変化球が抜けてデッドボール。


そして昨秋は4番を打っていた太田を迎える。



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その太田が強振した打球は無情にもレフトスタンド中段にツーランアーチを描いた。


1回終わって3-0。


攻めの三高が初回からその片鱗を見せつけた格好となった。


追う創価も直後の2回表、先頭の若林がヒットで出塁し得点圏に進ませるもここは無得点。



2回裏、三高は1アウトからヒットで出たランナーを送りバントで進め、1番河津の打球はライト前へ

ライト松下からのバックホームは中継の若林がカットしそのままホームへは投げなかった。

タイミングは微妙だったが何か指示の漏れがあったのか。それとも若林の手に球が付かなかったのか。

これで4-0。


さらに森へと続きサード前に詰まらせた当たりは人工芝特有、サード前で高く跳ね上がりレフトへ抜けていった。

5-0。



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苦しいピッチングの内野に追い打ちをかけるかのような不運さである。



3回表、創価はツーアウトから南が痛烈なヒットで出塁し、4番矢澤は三振もこれがワイルドピッチとなり矢澤は1塁へ振り逃げ。



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ツーアウト1,2塁となり主砲、海老原。

ここで一発欲しい。



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3塁側はライディーンの大応援!

しかし海老原はショートゴロ。


毎回続く得点圏のチャンス。

しかし創価にあと一本が出ない。



3回裏、1アウト2,3塁から三高8番湯本が仕掛けたスクイズはバッテリーこれを外したが

外した球に湯本が飛びついてスクイズを決め6-0。

さらにサード小野に痛恨のトンネルが出て7-0。


4回表は内野に回る打順。

内野は苦しいピッチングが続いたがまだ代えられなかった。


4回表、内野がヒットで出塁するもゲッツーで得点はならず。

ここで内野はベンチに下がり、創価2番手で樽海がマウンドへあがった。



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今大会はここまで2イニング。

本来ならどこかでスターターを任されるべき投手であるが樽海もどうやら万全では無いらしい。


それでも樽海は好投し、3番森、4番佐々木を連続三振に抑え

三振を取るたびにマウンド上で小さくガッツポーズしチームを鼓舞する。


その姿に3塁側スタンドも大きな声援で応え、

4回裏の三高の攻撃を初めて3者凡退で抑えた。


流れが変わった。

自分の後ろで観戦していた高校生が言ったように

7点負けているとは思えないくらい明らかに創価の雰囲気は良くなっていた。


そしてそのムードの通りに5回表、先頭の林がヒットで出塁した。

ツーアウトとなるも3番南がライト前へに弾き返し1,3塁。


打順は4番の矢澤。

ここで1点、願わくばスリーランが欲しい。

カットカットで粘るも最後はインサイドへの直球で見逃し三振。

ここでストライクゾーンぎりぎりに直球を投げ込むとは。

手が出ない矢澤。

これは裏をかいた大胆な投球をした大場を褒めるしかない。



6回表、創価は先頭の海老原がヒットで出るも三振ゲッツー。

この回も得点が入らない。


樽海が6回裏も無失点で抑えノーヒットリリーフ。


7回表、創価は1アウトから林がヒットで出るも1番奥はサードゴロ。



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ツーアウト2塁となり2番松下。

フルカウントと粘る。



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ネクストは南。

南まで回ればなんとかなる。

しかし松下のバットは無情にも空を切った。



アイドルと野球が好きな孤男


7回コールド。

7-0。

創価の夏が終わった瞬間だった。



アイドルと野球が好きな孤男

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ヒットは7安打ずつ。

7点差も付けられていたことが信じられないゲームだった。

互角の戦いだった。


しかし創価の7安打はすべて単打。

2ホーマーにタイムリー、スクイズと効率よく得点をあげたのは三高だった。

あと一本欲しい場面でヒットが出たのが三高だった。


それでも得点差を感じない紙一重の試合だったと思う。

緊迫感に包まれた、非常に見応えのある試合だった。





今日の敗戦は本当に悔しいですが、ここまで勝ち残ってくれて

楽しみを与えてくれて本当にありがとうニコニコ

菅生戦での劇的な試合、今日の悔しい試合、

どれも普段の生活では味わえない感情を経験できて本当に楽しい思い出をありがとうニコニコ



3年間創価学園で学んだこと、野球部での日々の活動は選手にとっての大きな財産ですし

甲子園には出場できなかったけど、これから先まだまだ50年、60年と続く長い人生の勝利者となるべく

高校野球を通して得たことをこれからの人生のベースとして、校歌にあるように未来に羽ばたく人材になってくれることでしょう。


本当にありがとう創価ナインニコニコ




アイドルと野球が好きな孤男

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神宮球場前には選手の健闘を讃える多くの人で溢れていた。



アイドルと野球が好きな孤男


悔しいマウンドになった内野には多くの記者も詰めかけていた。

ここまでチームを支えてくれてありがとうニコニコ



アイドルと野球が好きな孤男

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4番矢澤、今日は1本出ず悔しかったろうが、今大会はホームランも打った。

秋の東亜学園戦で彼のバッティングが無ければ今の創価はここまで強くなっていなかっただろう。



アイドルと野球が好きな孤男

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キャッチャ-の南には小さい子どもから色々な人たちが集まったニコニコ

自分も彼に魅せられた人間のひとりである。



アイドルと野球が好きな孤男


樽海、今日のピッチング、そして菅生戦での同点タイムリー感動したニコニコ



アイドルと野球が好きな孤男


そしてキャプテン奥!

ここまでチームを束ねてくれて、創価の塊となってぶつかって行く姿勢を見せてくれてありがとうニコニコ


他にも全部員、全保護者の方、全関係者の方々、本当に熱い夏をありがとうございましたニコニコ



アイドルと野球が好きな孤男

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バスの1番前に近藤監督が座り、選手が乗り込んでくるたびにひとりひとり声をかけている姿が印象的でした。


94年、95年と小学生の時に近藤監督率いる創価高校が甲子園で快進撃をする姿を見て、ずっと憧れていたチーム。

頭が悪くて自分は創価学園に入れませんでしたが、憧れていた創価野球部の指揮を再び執る近藤監督の創価高校をこうして現地で応援できて本当に自分は幸せ者だと思いますニコニコ



アイドルと野球が好きな孤男

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神宮の前を創価ナインを乗せたバスが出発し、大きな拍手とありがとう、お疲れさまと言う労いの言葉が響いていた。

窓を開け、選手たちもそれに応えていた。

バスが去り一瞬の静寂を迎えた神宮の森にセミの鳴き声だけが響き渡っていた。