ゴールデンウィーク初日![]()
人によってはまったく関係ないなんて人もいるだろうが
街はそんな大型連休の始まりにウキウキしているのか
普段よりも活気づいた明るい雰囲気に見舞われていた![]()
中には10連休という所もあるようだが
自分はカレンダー通り
それでも3連休が1発あっただけの昨年一昨年と比べれば遥かに楽しめる![]()
そんなゴールデンウィーク初日であるが
普段の週末と変わらず高校野球観戦である(爆)
3月23日に参加184校でスタートした春季神奈川大会も
1カ月余りが経ち
勝ち残った学校はついに8![]()
今日明日のゴールデンウィーク前半で準々決勝2日間
ゴールデンウィーク後半の5月3日、4日で準決勝、決勝と
この大型連休中に春の神奈川覇者が決定する
まさに文字通りのゴールデンウィークである![]()
開門15分前にはまさかの入場の列がライトポール裏まで![]()
100Mに及ぶ待機列![]()
こんな長蛇は初めてだ![]()
準々決勝1日目
本日のカード第1試合は
平塚学園ー桐蔭学園
大会No,1右腕、平学・熊谷
VS
大会屈指の好左腕、桐蔭・齊藤
壮絶な投げ合いが予想された好カード![]()
齊藤も例年ならば大会No,1左腕と大いに評価されるべき好投手であるが
松井という怪物がいる今年はその陰に隠されがちである![]()
先日の4回戦も
桐光ー横浜に報道が偏りがちであったが
その日、齊藤は法政二高戦で9回ツーアウトまでノーヒットノーランの1安打完封勝利をあげている![]()
そんな快投もあまり大々的にされないとなると本人もイラッとくるだろう![]()
大会No,1左腕はこの俺だ![]()
クールな表情からはそんな主張を抱いているかは読み取れないが
当のピッチングからはそんな主張めいたものも感じ取れなくもない
昨秋、松井が投げ負けた相手
平学の熊谷に齊藤が投げ勝つのか![]()
はたまた右の王者熊谷が
昨秋の松井に引き続き齊藤にも投げ勝つのか![]()
そんな投手戦の様相を大いに期待した試合である![]()
しかし大方の予想に反し
平学の先発のマウンドにあがったのは背番号2の長谷川であった。
熊谷1枚の投手事情と目され
ここまでも熊谷の完投で勝ち上がっていた平学だけに
この背番号2番、長谷川の先発には驚いた。
熊谷がレフトから見守る中始まった準々決勝第1試合
そのまっさらなマウンドにあがった長谷川が予想外の好投を見せた。
6回が終わって0-0![]()
桐蔭・齊藤と平学・長谷川の投手戦。
齊藤は序盤こそ制球に苦しんだものの
3回には3者連続三振を奪いそこからエンジンがかかったようだ
平学打線を寄せ付けないピッチング![]()
そして平学先発の長谷川も
その変則的なフォームから桐蔭打線のタイミングをずらし
幾度となく背負うピンチも最後はかわしきってしまう。
胸の前で止めたグラブをそのままスライドさせ
ギリギリまでボールをグラブの中に隠したまま投げるフォーム
そのコンマ数秒の小細工が
桐蔭打者のタイミングを僅かに外し
いい当たりもみんな正面を突き、破ることができない![]()
あと一本が出ない桐蔭
徐々にフラストレーションも溜まりつつあっただろうが
予期せぬ形で得点は生まれた![]()
7回表
この回先頭の桐蔭9番星がヒットで出塁すると
1塁に入れた牽制がボークとなりノーアウトで2塁のチャンスとなる![]()
打順は1番の窪田
今日もここまでセーフティーで揺さぶり
このケースもセーフティーバントが来ることが読み取れた。
その通りに窪田はセーフティーバントを試み
これが3塁前に絶妙に決まった
1塁は悠々セーフだ
しかし前の回から代わったばかりの平学サード鈴木が
無理をして1塁に投げ
その送球が悪送球になり2塁ランナーの星が生還![]()
思わぬ形で桐蔭に待望の先制点が転がり込んできた![]()
8回表、平学はマウンドにエース熊谷を送り
強引に流れを平学に引き寄せようとする![]()
熊谷は8回、9回の2イニングをパーフェクトリリーフ
9回表最後のスリーアウト目はサードのファインプレーで取り
勢いをつけて9回裏の反撃を迎える
9回裏は1番からの攻撃
まさに得てして最高の形で最後の攻撃を引き寄せた![]()
桐蔭としては8回ツーアウトから
ここまで献身の守備を見せていたバックに初エラーがあり
9回裏、平学の攻撃を1番からの巡りあわせにしてしまっていた。
1-0
投手にとって もっともストレスのかかるスコア
僅か1点のリード。
さらに相手の打順は1番から
桐蔭齊藤からしてみれば
最後の最後にさらなるストレスを抱える場面である。
しかし齊藤は
1番から始まる平学の攻撃を簡単にツーアウトを取り
最後のバッター3番亀山を
キャッチャーゴロに打ち取りゲームセット![]()
ここまで溜まっていたストレスをすべて吐き出したのか、
はたまた投手にとって もっとも痺れる1-0の完封勝利に酔いしれたのか
齊藤は地面に向かって一つ大きな雄たけびをあげ
自身の勝利を噛みしめていた![]()
クールな齊藤にとっては珍しい光景
また齊藤らしく、いとも簡単とでも言いたげな
クールに9回のアウト3つを取り
1-0の完封を成し遂げた試合であった![]()
第1試合終了から40分後
緊迫した投手戦の酔いから覚ますかのように
第2試合開始のサイレンが強く鳴っていた。
第2試合
東海大相模ー県立湘南
言わずと知れた西の横綱・東海大相模に
古豪復活をかける県立湘南が挑む構図![]()
ベスト8ではあるが湘南は抽選のいたずらか
見事に公立校だけで固められたトーナメントを勝ち上がってのベスト8![]()
実力のある公立勢を倒してはきたが
私学上位校との対戦は初めてとなりどこまでやれるのか
正直5回コールド回避
7回までやれれば良い方になるのかなと思いながらの観戦であった。
それでも昨夏、第2シード川北を倒した試合は記憶に新しく
川北戦で完投した宮台投手も残り
川村監督の手堅い野球でジリジリと横綱を追い詰める試合運びにも期待していたのも事実である。
そんなダブルスタンダードの立場での観戦となったが
試合は後者の形で始まった![]()
1回裏、
湘南先発宮台が遠藤から始まる強力相模打線から簡単にツーアウトを取ると
3番服部はセカンド深い所へのゴロ
ここをセカンド安部が踏ん張って送球してアウトを取り3者凡退
湘南が鍛え上げられた守備を見せ
6500人は詰めかけた場内から感嘆の声が漏れる![]()
2回裏、宮台はこの回先頭の4番外山にヒットを許してしまう
続く桒原のところでエンドラン
打球はショート正面を突き
ランナースタートを切っていたがセカンド送球フォースアウト1ダウン
さらに1塁への送球も間に合い併殺達成![]()
湘南内野陣がまたも落ち着いた守備を見せ
場内拍手![]()
しかし続く6番佐藤にヒットを許し
7番鈴木への投球はショートバウンドに
ランナースタートを切るも
湘南キャッチャー高橋が前に落とし冷静に2塁に送球しタッチアウト![]()
湘南の守備の安定感に場内の歓声もさらに強くなる![]()
すると3回表、
1アウトから湘南は8番高橋がセカンドの後ろ
ライト、センター前にポトリと落ちるチーム初ヒットで出塁すると
続く9番大沼はライト前にクリーンヒット![]()
1アウト1、2塁と絶好のチャンスを作る![]()
しかし続く1番草場は
セーフティーバントが空振りとなり
2塁ランナー飛び出しアウト![]()
湘南は良い流れでここまで試合を運んでいただけに
このプレーで流れが断ち切れてしまった。
直後の3回裏
宮台が先頭の鈴木にフォアボールを与えると
エンドランで1アウト2塁
バッターは9番の青島
青島の打球はショートゴロ
ここでセカンドランナーが3塁へ向かうという信じがたい走塁。
湘南としてはまさに儲けたプレーであったが
ショートからサードへの送球をこぼしてしまいオールセーフ
1アウト1、3塁と大ピンチに変わってしまう。
続く1番遠藤に犠牲フライを打たれ
なんとももったいない形で先制点を献上![]()
4回裏にも
桒原、鈴木のタイムリーで2点の追加点を奪われ3-0![]()
しかしその後は6回から登板した
湘南2番手、山田の粘りのピッチングもあり
なんとかピンチをしのぎ切り
相模打線に得点を与えない![]()
一方の湘南打線の方は
3回以降は相模先発の青島の前にノーヒット。
第1試合の齊藤とは打って変わり
青島は雄たけびの連続![]()
吠えて吠えて湘南打線に付け入る隙を与えない![]()
8回1イニングは相模2番手小笠原の前に封じられ
試合は3-0のまま9回表
湘南最終回の攻撃を迎える。
この回から相模は3番手で背番号は11ではあるが
エースの小田桐がマウンドにあがる![]()
その小田桐から
振り逃げ、四球、四球で
ノーヒットではあるがツーアウト満塁と今日最大のチャンスを迎える![]()
しかしここは6番小林が三振に抑えられ試合終了![]()
3-0
湘南打線は結局2安打に封じられたが
強力相模打線を僅か3点に抑え
鍛え上げられた守りで9回まで試合をやりきった![]()
試合終了のサイレン音をかき消すくらいの大きな拍手に包まれ
湘南ナインの健闘は讃えられた。
この拍手は、今夏、さらなる躍進への期待も込められた大きな拍手であった。




























