エマ・ストーンさん主演の『哀れなるものたち』を劇場で見たらめちゃくちゃ面白かったので、遡ってその前に撮られた同じエマさん主演、ヨルゴス・ランティモス監督の『女王陛下のお気に入り』をお家で見てみました。
原題は『The Favourite』なので邦題はなかなか上手かも。
みなさんのレビューでは『ロブスター』ほど変じゃないけどやっぱり変なヨルゴス・ランティモスらしい映画と書いてありました。
なるほど。ホアキンさんの『ナポレオン』もそうでしたが、向こうの人はだいたいわかってる歴史なんでしょうけど、こちらは西洋史に詳しくないので楽しめない…かと言うと反対です。
ぜんぜん知らんだけにめっちゃおもろいアン王女の史実。
多少の解釈や創作は混じってるんでしょうけど、単なる大奥的な話で終わらないおもしろさがあります。
そら、アン王女役のオリヴィア・コールマンさん、アカデミー取るわ。
ラストシーンはちょっとベタですが、この監督の映画、もっと見ないとあかんかな?と思ってフィルモグラフィーを見てみたら、ん?
『聖なる鹿殺し』?
これって、この監督の映画やったん?
私、劇場で見てるやん…!?