タイの人たちとご縁があるなあ! の巻 | 塩の行進

塩の行進

NO CURRY NO LIFE
京都よりインドカレー食べ歩きときどき台湾留学日記。
Jai Ho!

台湾の大学の近くで私の短期留学中に下宿までさせてくれてる台湾人の友だちのご家族とは長い付き合いになるのでいつも「我們有縁」(私たちは縁がある)ということを伝えあうのですが、台湾では「縁」の一言で喜びや感謝の気持ちがよく通じます。

 

そこで今回10年来のタイ人の友だちのご家族にも同じことを感じるので何とかそれを伝えたい。

でもタイ語で「縁」って何て言うの?

 

私を歓迎するためにホテルのディナービュッフェを予約してくれた日にみんなに聞いてみました。

友だちの息子さんが英語で「私たちの出会いのことを言うのならdestinyだ」と言ってくれます。

でも私の感覚では「ご縁がある」は「destiny」=「運命」とはちょっと違う感じ。友だちのお父さんや旦那さん、様々な世代で議論になりました。

 

「チョークチャター」という言葉も出ました。「幸運」みたいな意味のようです。

「夫婦間だけにしか言わない言葉だけどブッペーサンニワートという言葉もあるよ」と言われました。前世からの徳を積んで二人が出会うというニュアンスみたい。

 

「じゃあ徳を積む時のタンブンという言葉のブンではダメですか?」と私が聞くとそれはちょっと違うと言われましたが、私が言いたいことはよくわかってくれて喜んでくれました。

 

…が。

その次の日。

同じ町の別の古い友人と再会。一緒に食事に行ったり、ドライブに行ったり、タンブンに行ったり、出会った頃は手紙やEMSでやりとりしてたね、一緒にDVD買いに行ったことあるね、その店は今はもうないよ、私たちは古い時代の人間だね、ハハハと懐かしく話しました。

彼女はごはん屋さんなんですが、コロナ拡大時はタイの2ヶ月のステイホーム期間で商売が大変だったこと、そしてコロナ後はタイ人の生活が少し変わってしまったことを教えてくれました。

 

彼女ともコロナが明けて4年ぶりに今回会ったんですが、私が全然何か聞いたわけじゃないのに、言ってくれた言葉が「ミー・ブン」。

「ブンがあるから、ミー・ブンだから、私たちはこうやって何年も会えてるんだ」って英語交じりのタイ語で言ってくれました。

あれ?やっぱり「ブン」でええんちゃのん?違うかな?

タイ語に詳しい人に聞いてみたいです。

 

帰ってからいろいろ調べてたら、「ブッペーサンニワート」というタイのドラマが大ヒットしたと知りました。(↑上の写真)

邦題が「運命のふたり」。英語タイトルが「Love Destiny」

何や。さてはみんなこのドラマのことが頭にあったんやな…