インドと京都と『釈迦』の関係!? の巻 | 塩の行進

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京都よりインドカレー食べ歩きときどき台湾留学日記。
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『カムカムエヴリバディ』のモモケン役で尾上菊之助さんが出てるリメイク版の『犬神家の一族』と言う角川映画を見ました。

そうしたら配信の関連コンテンツに古い大映映画の『釈迦』と言う作品が出てきました。

今は無き大映が角川に買われて角川大映映画となってるそうで、どうやらそのせいだったみたいです。

ふ~ん。そんな映画あるの?知らんかった。

 

 

…と思ってちょっと見かけたら、ん?!

何かほんまのインドみたいな映像やけど?

一部、仏教諸国からヒンシュクを買った部分もあるそうですが(あと「ブッダ」のことをずっと「ブツダ」って呼んでるのが気になりますが、何か学問上の根拠があるのかな?)、案外お釈迦さんの生涯を上手に映像化してるように思いました。

 

 

とにかく景色がインドっぽい。象に踏まれる処刑シーンとかもあって、タージマハルのあるアグラのアグラ城やファテープルスィークリーを思い出しました。

↑古い写真ですが、ここが象の処刑場で血に染まった場所なんだよとインドの人に教えてもらいました。

映画『釈迦』のインドっぽい風景、実はインドをちゃんとロケハンして大映京都撮影所と京都の福知山市や城陽市にオープンセットを作って撮影したんだそうです。

えー!?京都なん、この映像!?

 

『カムカムエヴリバディ』に出てくる東映の撮影所は今も映画村として健闘中。近くに松竹撮影所はあるけど大映は駅前の大映通りに名を残すのみ…

巨費を投じたテクニカラー映画『釈迦』。当時流行った『ベンハー』とかへの対抗意識もあったと言うこの映画人の気概。結局最後まで見たけどおもしろかったです…