ちゅさーーーーん! | 聞き捨てならん!!

聞き捨てならん!!

物で溢れている。
もう何もいらない。
捨てたい。捨てさせてくれぃ!

そろそろ終わりかと思ったらまだしばらくありそうです、仁粋大妃。
とうとう尹氏が死になさいという王命を受けて毒を飲んで死にました。

その命を下すとき、王(廃妃尹氏の夫)がなかなか決断しないので
王の母が息子のとこ(自分の息子、王様のところ)に行って
「賜薬を命じなさい」と説得します。
そう言われても尹氏のことを死なすほどの罪は犯していないと思う王様はなかなか決断できません。
死なせるという決断もできなれば、死なせないという決断もできません。
業を煮やした母が「王よっ!」と決断を迫ります。
韓国の時代劇でお馴染みの、王より上の人が言う「王よ」というセリフ。
朝鮮語で「チュサン」です。
日本語だと「主上」。
小説なんかでは「おかみ」なんていうルビがふられていることもあるけど
ネットで調べると「きみ」と読んだりもするそうです。
日本での意味は「天皇」だそうです。

韓国の時代劇では王の母などがよく「ちゅさーーーーーん」と怒鳴って自分の思う通りに王を操ったりします。
喉を太くして野太い声で「ぢゅ゛さああああああん」です。

日本の主上は目下の者が使ってもいいけど
李氏朝鮮では王より目上の立場の人しか主上と言ってはいけないそうです。
王より目上というと王の母や王の祖母、王の姉などでしょうかね。
基本的に男が王に対して「ちゅさーーーん」と言うことは無いようです。
父や兄が亡くなったときに受け継ぐものですからね、王位は。
李氏朝鮮が終わりになる頃、王位を継ぐ男性がいなくて遠い親戚から男性を掘り起こさざるを得なくなり、
王なのに実父が生きている、という人がいます。
実父を繰り上げて王にするわけにいかないのでそれなりの位や名前を授けられるんですが
その実父はもしかしたら王を「ちゅさん」と呼んだかもしれません。



怒鳴る大妃。