債務なしに!アッディーレ!のCMは
弁護士会の懲戒処分が下る日も流れていたように思う。
近々裁定が決まるという話なのに連日しかも一日に何度も
「債務なしに!アッディーレ!」と流れるので、
よそながらもうちょっとおとなしめにしていたほうがいいのでは?と思っていた。
業務停止が決まったら翌日からまったく流れなくなった。
相談料がいつも常に無料なのが、あたかも今だけしか無料ではないと謳っていたのが極悪なことだったらしい。
そんなレベルの騙しなど多くの企業でやっているが
弁護士会では、
「無料期間が今だけでは無いとわかっていれば
アディーレ以外の弁護士事務所に相談できたかもしれない依頼人の権利を奪った」
と認定したんですと。
依頼人感情としてはちょっと違う気がします。
自分に過払い金があるのならそれを取り戻してくれたらどこの弁護士事務所でもいいと思うんじゃないのかしらね。
むかしの弁護士のイメージは、お金が儲かる(という表現は違うかもだけど)仕事を主にやっているというものだった。
アディーレなどの「御用聞きする弁護士事務所」がたくさん出てきてからは弁護士のイメージが二分した。
相変わらずの大企業や大金持ち相手の弁護士と
大金ではないけど収入に確実につながる広くて浅いチャンスを逃さない落穂ひろいタイプの弁護士とに。
安い費用で弁護士を依頼できる道を広げた功績はあるように思う。
だけど、そのうち過払い金が発生している人がいなくなって
過払い金請求ができなくなる日が来ると思うんだけど。
そうなったらアッディーレみたいな弁護士事務所はどうなっていくんだろう。
国や私企業が確実に支払う案件の請求の権利のある顧客を掘り起こし続けるのかしらね。
私ね、思うんですよ。
市井の人が法律の絡まってくることでどういうことに困っているのかがわかれば増えすぎた弁護士の仕事が増えるチャンスになる、と。
たとえば近所同士のトラブルとか、
相続を妥当な費用でやる弁護士がいたらいいなと思う。
頼めば司法書士さんとか相続の額によって弁護士のみが相続を代わりにやってくれるんだけど
それってやっぱり敷居も費用も高いと思うんですよね。
個人が自力でやろうと思えばやれるけど
相続は亡くなって短期間に済ませないとまずいものもあるので
葬式で心身が消耗しているときに遺族がやらないといけないのはどうなのかな、と思う。
自分の死後を託すのも弁護士だと、親戚に頼むより安心に思える。
横領する悪い弁護士もいるだけど大多数は仕事として完遂してくれると思う。
一人暮らしで相続人もいない人(私はいずれそうなる)は自分の死後の後始末を予め弁護士に頼んでおくのがデフォルトな時代が来ればいいと思う。
費用は毎月じゃなくて一年に一度、生存確認と内容の変更の有無を兼ねて支払う的な。
債務なしにアッディーレ!もいいけど、
相続なら◯◯!お気軽に相談してみてください、相談だけならずっと無料です!
ってなCMも欲しいところですよ。