馬の視覚 | ミスプロの海外競馬

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ちょっと興味深い記事を見つけました。

イギリスでの話ですが、障害競走で障害物には白色の外観に統一するようです。

どうも、白色がお馬さんにとってもっともよく見える色だとわかったそうですよ。

ホンマかいな?

 

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馬の視覚に関する研究結果を受けて障害を白色に変更(イギリス)

 

英国の障害競走は3月からはっきりとした新しい外観をもつことになる。馬の福祉を向上させるための研究の結果、国内のハードル(置障害)やフェンス(固定障害)がオレンジから白に変更されはじめるのだ。

BHA(英国競馬統括機構)が委託しエクセター大学が実施した研究の結果として、この変更は実現する。その研究は、馬にとってどの色が一番よく見えるかを精査して障害競走をより安全なものにすることを目指したものである。

 

障害の踏切板やトップボードは伝統的にオレンジ色だったが、馬は赤・オレンジ・緑の濃淡を識別できないため、障害までの距離を判断することが困難だ。

この研究の肝となる部分は、コッツウォルズにあるリチャード・フィリップス氏の調教場で実施された。馬に対して、さまざまな配色(白・蛍光イエロー・青など)を試した。

フィリップス調教師はこう語った。「数週間にも数ヵ月にもおよぶ期間において、異なる色の障害を使って18頭ほどを調教しました。そして彼らがどのように飛越するかを記録しました」。

「開始するときは"どれだけの違いがあるのだろうか?"と誰もがやや訝しく思っていました。しかし現場で見ていた人たちでさえも、いくつかの色のあいだで違いがあることを目の当たりにできました。私たちは皆、馬が白いフェンスをより潔く滑らかに飛越しているように見えるということに同意しました。それ以来、障害を白にしておくことにしたのです」。

 

白い障害は3月から英国の競馬場で姿を見せる。3月14日にストラトフォード競馬場でこれらの新たな障害を披露する最初の開催が行われる。

この変更は現行の障害シーズンの終了時に実施され、英国のすべての競馬場が2022年12月までにこの新たな配色を採用することになっており、ポイント・トゥ・ポイント競走の開催場も来シーズンに同様の措置を取ることになっている。競馬賭事賦課公社(Levy

Board)は全競馬場で必要とされる工事の実施に向けて、総費用の約70%にあたる25万5,000ポンド(約3,953万円)を拠出することに同意している。

 

By Catherine Macrae

(1ポンド=約155円)

 

[Racing Post 2022年2月24日「Future not orange: British jump racing to get new look in wake of welfare study」]

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