ネットのニュースで見つけた話です。
これって、かなりヤバイ話です。
私の大好きな台湾に関係する話ですが、台湾って世界的に見ても国と認められていないんですよね。
じゃあ、台湾人が海外で犯罪を犯して、強制送還ってなったら、台湾に還されるんでしょうか?
これはヤバイ話です。
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先週、台湾に衝撃が走った。 ケニア当局に拘束され、国外退去処分を受けた台湾人45人が、台湾ではなく中国に「送還」されたからだ。 台湾政府は「違法な強制連行」「非文明的行為」と非難した。
この異例の措置は中国政府がケニア政府に圧力をかけたためとみられるが、台湾人を中国に移送させた真意は今のところ不明だ。 ただし今回の出来事で、外国で治外法権を行使した中国政府の専横と、「1つの中国」原則の押し付けが浮き彫りになった。
今月11日、ケニアで国外退去処分になった台湾人8人が中国へ移送された。 彼らはインターネットなどを利用した詐欺罪で14年に拘束され、今月に無罪を言い渡された台湾人23人中の8人。 翌日には残りの15人と、別の詐欺罪で拘束されていた22人の計37人が同じく中国に移送された。 台湾外交部(外務省)アフリカ局によれば、2つの事件で合わせて45人が中国に送還されたことになる。
8人が移送される前に、台湾政府は急きょ、アフリカで珍しく代表処(大使館)のある南アフリカからケニアへ外交部職員を派遣していた。 しかし、職員らは国外退去処分を受けた台湾人との面会を拒まれたとの情報がある。 また中国への移送を拒んだ台湾人らに対してケニアの警察官が催涙ガスを使用したとの報道もある。
ケニア当局は処分を下した台湾人らに対して、台湾政府が本国までの航空券を用意していると嘘を言っていたことも明らかになった。 ケニア内務省は、台湾人を中国に送還したのはケニアに不法入国した際のルートが中国経由だったからだと説明している。 それに対して台湾政府は、「基本的な人権を著しく侵害」していると非難。 台湾外交部は、ケニアの国会議員や人権活動家らの協力を仰ぎ、ケニア警察を提訴する手続きを進めている。
現時点では、中国がケニアと共謀して外国人を強制連行したと見なさざるを得ない状況だ。 中国とケニアの両政府は昨年8月に犯罪人引き渡し条約に関する協議を開始した。 こうした条約では当該者は出身国に送還され、訴追されるのが普通だ。 しかし今回、送還された台湾人たちが所持していたパスポートは台湾のものであり、中国のものではない。
中国外務省は、今回の措置はケニア政府が「1つの中国」の原則を堅持してくれている証拠だとして、ケニアの判断を高く評価した。
今回の事例によって、台湾人が外国で容疑者となった場合、適正な法手続きを受けられる保証はどこにもないことがはっきりした。 しかも、中国政府と親密な関係を築いている外国の政権は増えている。 中国の国家安全法が適用されれば、台湾の外で台湾人が中国との「分離独立」を唱えるだけでも犯罪になり得る。
台湾人が中国に強制移送される飛行機に乗せられたのとまさに同じ日に、ケニアは財政赤字の支援として中国から新たに6億ドルの融資を受けることを発表した。
偶然にしては出来過ぎた話だろう。
11年には、フィリピンで投資詐欺の容疑で拘束された台湾人14人が中国へ移送されるという事件もあった。 南シナ海で中国と領有権を争うフィリピンでさえ、こうした措置を取り得る。 台湾人のパスポートが効力を発揮する国は少なくなっているのかもしれない。
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