昨日に続いて、F1の話題です。
エンジンサプライヤーとして、ホンダがF1に戻ってくるかもと言う噂です。
正直なところ、F1に参加しても、それが一般車にフィードバックされることって、かなり少ないです。 本当にフィードバックが目的なら、F1よりもラリーの方が実用的なんですよね。 それでも、広告としては絶大な威力があります。
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これはRacecar Engineeringが伝えたもので、関係者は「噂に根拠がないわけではないが、まだなにも決定していません。 以前と変わらず、状況をチェックしているところです」と語っています。
ホンダは1962年にF1にエンジンだけではなく車体開発も手がけるフルワークスチームとして初参戦。 1965年に初優勝しますが、1968年に活動を一度休止しました。
その後、F1でターボエンジンの使用が始まると、ノウハウを持っていたホンダは1983年にエンジンサプライヤーとして復帰。 1987年から1992年はマクラーレンにエンジンを供給しましたが、この「マクラーレン・ホンダ」時代にマシンを駆ったアイルトン・セナが5年間でチャンピオンに3回輝き、その中でも1988年にはセナとチームメイトのアラン・プロストが2人で16戦中15勝という圧倒的な強さを見せつけました。 この後、ホンダとしては撤退し、同じホンダの技術を使った「無限」がエンジン供給を続けました。
2000年に再度復帰、当初はB・A・Rと車体を共同開発していましたが、2006年にフルワークスチーム化。 しかし成績はあまり振るわず、折しもサブプライムローン問題を発端とする金融危機が発生したことでホンダとしての業績が悪化したため、F1への参戦継続を断念、2008年シーズンの終了をもって撤退していました。
すでに国内では新たな1.6リットルV6エンジンは設計済みだという噂話が出ていますが、ホンダとしてはフォーミュラ・ニッポンとGT500向けの2014年エンジンを準備したのちにF1に向けて動き出すのではないかと見られています。 ヨーロッパでは、再びホンダがマクラーレンにエンジンを提供して黄金時代を再現するのではないかという噂もあります。
ちなみに、ホンダは2012年のWTCC(世界ツーリングカー選手権)に3戦だけ参戦、2013年にはフル参戦することを発表しています。 このWTCCのエンジン規格は世界ラリー選手権(WRC)の規約に合致するため、こちらへの参戦もあるのではないかと期待する声がありましたが、ホンダはこちらには興味がないため、マシンを作る予定がないことを明らかにしています。
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