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なかなかおもしろいニュースネタです。
 
クルマの燃料でトウモロコシから抽出したバイオ燃料があります。 まあ、通常のガソリンにブレンドして、バイオ燃料と謳っています。
そのためでしょうか、ブラジルではトウモロコシの値段が上がり、世界的なトウモロコシ不足になってしまいました。
 
よく目にするのが、家庭で使用した食用油を回収する運動ですが、あれって、回収して何に再生するのでしょうか? 一般的には、石鹸などに生まれ変わるようですが...
KLM航空は、使用済みの食用油を精製して燃料にするそうです。 でも、ジェット燃料(ケロシン)って、一番安い灯油の一種なんですよね。
バイオケロシンって必要なんでしょうかねえ?
 
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 KLM、食用油を燃料にした定期便就航へ
KLMオランダ航空は22日、バイオ燃料を使用した定期便を9月から運航すると発表した。
使用済みの食用油から作られたこの燃料は「バイオケロシン」と名づけられ、ホテルやレストランなどから出る大量の食用廃油を精製して作られる。 同社は、使用に当たって従来のエンジンに手を加える必要はないとしている。
 
9月から同社のアムステルダム~パリ間の定期便に使われる計画で、今回精製されたバイオケロシンで同区間を計200便飛ばすことができるという。 ただ、飛行に使われるすべてのバイオ燃料が置き換わるのではなく、当面は4つあるエンジンのうち1つの半分のみにとどめる予定だ。 KLMの関係者は、将来的には従来の航空燃料とバイオケロシンの使用割合を半分づつにしたいと述べている。
 
欧州連合(EU)は来年から航空業界に対し、域内の空港を利用するすべてのフライトを対象に、2004~06年の二酸化炭素(CO2)の平均排出量から3%の削減を求める方針。 KLMでも、排出量削減に向け、2009年からバイオ燃料による飛行実験を行ってきた。
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