リンカーンの手紙なら、価値があるはずです。
でも、3億円以上の価値とはスゴイなあ。
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ニューヨーク(AP)
米国の第16代大統領エイブラハム・リンカーンが、奴隷制度解放を訴える子供たちへ返信した手書きの書簡が、米競売大手サザビーズでオークションにかけられることになった。 予想落札価格は、リンカーン直筆のものとしては史上最高の300─500万ドル(約3億1000万─5億1500万円)になると予想されている。
これまでに競売にかけられたリンカーン直筆のものとしては、2002年にニューヨークのクリスティーズで落札された演説の草稿の310万ドルが最高額だった。
今回出品されるのは、リンカーンが1864年に、マサチューセッツ州コンコルドの少年少女195人にあてた手紙。 リンカーンは同年4月に、この少年少女たちから、奴隷の子供たちの解放を訴える手紙を受け取った。 これに対する返事で、子供たちの願いに心を動かされたとみえ、子供たちの願いをまとめてリンカーンに送った女性に対し、「寛大な心を持つ若者たちに、本当に喜んでいるこことを伝えてください」と、手紙へのお礼を述べている。 さらに、奴隷制度の廃止を目指していること、奴隷の子供たちを解放するのは、神の意思だと述べ、「すべてを成し遂げる力が自分にはなくとも、神の意思で奴隷は解放されるだろう」と書きつづっている。
リンカーンは1862年に奴隷解放宣言を発布しているが、1864年当時は南北戦争中で、奴隷制度は事実上、続いていた。
オークションは4月3日。 これに先立ち、3月29日から一般公開される。 競売には、この手紙のほか、トーマス・ジェファーソンやジョージ・ワシントンが書いた、体調不良を訴える報告書や、ミラード・フィルモアがリンカーンを非難する書簡など、歴代大統領や米国を代表する歴史人物の書いたものなど、100点以上が出品される。
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