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つい先日、昨年のF1日本GPの不手際に対して、観客が主催者側(トヨタ)を訴えた記事がありました。 時同じくして、トヨタが今年の日本GP運営の概要を発表。
正直なところ、昨年痛い目に遭った観客は、今年は観戦に行かないでしょう。 トヨタ側も運営だけを考えていた昨年と違い、今年は観客のことも考えるでしょうねえ。
 
さてさて、今となっては懐かしい名前を見つけました。 F1チームを率いて破産してしまった、かつての名レーサー、アラン・プロストの名前です。
 
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今季から電子制御ドライバーエイドが禁止された新世代のF1について、元世界チャンピオンのアラン・プロストは、それでもまだ彼の時代とは比較にならないほど簡単な乗り物だと語っている。
 
「最近のF1には、好きになれないものがたくさんある」と、彼はイギリスのデイリー・メール紙とBBCのインサイド・スポーツの共同インタビューに答えて述べた。
「金とか政治とかテクノロジーの話が多すぎるんだ。 そういうものがなければ、F1はずっといいものになりうるのにね」
 
プロストによれば、彼が特に幻滅したのは、最近のF1カーが誰でも簡単に運転できるように見え、月並みなドライバーでもすぐにF1に乗れることだという。
「私の時代には、ドライバーはもっと重要な存在だった。 クルマを乗りこなす手助けをしてくれるようなテクノロジーが発達していなかったからだ。 今のドライバーたちは1周目から最後の周まで、ただできるだけ速く走ればいいと思っている。 クルマは速くなったが、ドライバーは頭を使っていないし、高度な戦術や戦略もない。 そして、ドライバーとエンジニアの共同作業も少なくなった。 私が好きなF1とは別ものだ」
「昔からクルマとチームはドライバーよりも重要だったが、私がレースをしていた時代には、少なくともひとつ確かなことがあった。 速いドライバーは誰と誰なのかがハッキリしていたんだ。 今はそれが明確ではない。 グリッドの上から3分の2にいるドライバーを適当に選んで、速いクルマに乗せれば、それで勝ててしまうんだ。 昔はそうではなかった」
 
ルイス・ハミルトンについても、その才能を正確に見極めることはできないとプロストは言う。
「ほとんど経験のない新人ドライバーがF1に来て、いきなり速く走れてしまう理由もそこにある。 まるでプレイステーションと同じなんだ。 ルイス・ハミルトンだってそうだ。 彼は超人的な天才なのか、あるいは平凡なドライバーなのか。 F1カーが楽に乗れるようになってしまっているから、その判断は難しいと思う」
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