アメリカの中華料理店では、フォーチュンクッキーがあります。
まあ、簡単なおみくじのようなものです。 似たようなものは世界中にありますよね。
パイの中に、ちっちゃなキューピッドの人形が入っていたり、同じようにパンの中に小さな人形が入っていたり...
日本だと何かな? 何か入っているとしたら、罰ゲームくらいですかね。
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クッキーの中に運勢を示す紙片が入ったフォーチュン・クッキーは、米国、英国、メキシコなどの中華料理店で毎年30億個販売され、多くの人は中国が起源だと信じているが、実は意外にも19世紀の日本が発祥の地だとの説が持ち上がり、原産地論争に発展している。 17日付インターナショナル・ヘラルド・トリビューンが報じた。
同紙によると、東京郊外に住む日本人女性のナカミチ・ヤスコさんは、6年以上をかけ日本の歴史文献や文学作品を調べ、フォーチュン・クッキーのルーツを追跡した結果、19世紀後半に日本で「フォーチュン・クラッカー」「ベル・クラッカー」という名前のクッキーが作られていたことを確認したという。 また、米国でフォーチュン・クッキーが登場した1907-14年よりずっと早い1878年に発行された日本の冊子に米国で出回っているフォーチュン・クッキーと形が全く同じクッキーを作る図が掲載されていた。 中国国内の飲食店ではフォーチュン・クッキーが出されないことも、日本起源説を後押しする。
ならば、フォーチュン・クッキーはなぜ米国の中華料理店で売られるようになったのか。 ナカミチさんの説明によれば、当初サンフランシスコやロサンゼルスで米国人の好みに合うように手を加えた中華料理を出していた日系レストランがこのクッキーを売っていた。 しかしその後、第二次世界大戦で日系米国人が強制収容所に隔離され、このクッキーを作っていた菓子店やレストランがすべて華僑の手に渡ったと推測されるという。 戦後に太平洋の戦場からカリフォルニア州を経て全米各地に帰省した米兵たちが、地元の中華料理店に「フォーチュン・クッキーはないか」と問い合わせたことを機に、1950年代末には毎年2億5000万個が出荷されるほど大衆化した。
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