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競馬のために世界中を駆け巡る、さすらいのギャンブラー

ようやく家に戻ってきました。
落ち着いたら、先週の海外競馬の話をしていませんでした。 何と言ってもイギリスでは2000ギニー、1000ギニー。 アメリカではケンタッキーダービーの開催。
遅くなりましたが、レース結果の報告を。

 

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現地時間4日、米・チャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーオークス(3歳牝、米G1・ダート9f)は、G.ゴメス騎手騎乗の1番人気ラグズトゥリッチズ Rags to Riches(牝3、米・T.プレッチャー厩舎)が、5番手追走から4角で先頭に並びかけると後続を突き放し、4番人気オクテイヴ Octaveに4.1/4馬身をつけ圧勝した。 勝ちタイムは1分49秒99(不良)。
さらに3.1/2馬身差の3着に3番人気ハイヒールズ High Heelsが入り、昨年の2歳女王で2番人気のドリーミングオブアンナ Dreaming of Annaは6着に敗れた。

 

勝ったラグズトゥリッチズは、父A.P.Indy、母はデムワーゼルS(米G2)勝ち馬Better Than Honour(その父Deputy Minister)、祖母はケンタッキーオークス馬Blush with Prideという血統の米国産馬。 半兄に昨年のベルモントS(米G1)を勝ったジャジル Jazil(牡4、米・K.マクラフリン厩舎、父Seeking the Gold)がいる。 05年キーンランドセプテンバーイヤリングセールにて190万ドルで落札されていた。
昨年6月のデビュー戦は4着に敗れたが、約7か月ぶりの復帰戦(ダート7f)で2着に6馬身差をつけ初勝利。 2月のラスヴァージネスS(米G1・ダート8f)で初重賞勝ちを収め、前走のサンタアニタオークス(米G1・ダート8.5f)を5.1/2馬身差で圧勝。 これでG1・3連勝となった。 通算成績5戦4勝(重賞3勝)。
 
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現地時間5日、米・チャーチルダウンズ競馬場でケンタッキーダービー(3歳、米G1・ダート10f)が行われ、1番人気に推されたC.ボレル騎手騎乗のストリートセンス Street Sense(牡3、米・C.ナフツガー厩舎)が、後方2、3番手追走から進出し4角で先頭に立つと、逃げた4番人気ハードスパン Hard Spunに2.1/4馬身差をつけ優勝。 米3冠の初戦を制した。
勝ちタイムは2分02秒17(良)。 3戦無敗の2番人気カーリン Curlinはさらに5.3/4馬身差の3着だった。

 

勝ったストリートセンスは、父Street Cry、母Bedazzle(その父Dixieland Band)という血統の米国産馬。 昨年はBCジュヴェナイル(米G1)を10馬身差で圧勝し、エクリプス賞2歳牡馬チャンピオンを受賞。 今年は初戦となったタンパベイダービー(米G3)1着、ブルーグラスS(米G1)2着からここに臨んでいた。 今後は19日にピムリコ競馬場で行われるプリークネスS(米G1)で2冠制覇を目指す。 通算成績8戦4勝(重賞3勝)。
なお、BCジュヴェナイル勝ち馬のケンタッキーダービー優勝はBCが創設された84年以来初めて。 長年話題に挙がっていたジンクスがついに破られた。 鞍上のボレル騎手はこのレース初制覇。 管理するナフツガー調教師は90年のアンブライドルド Unbridledに続く2勝目となった。

 

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現地時間5日、英・ニューマーケット競馬場で行われた英2000ギニー(3歳牡牝、英G1・芝8f、24頭立て)は、O.ペリエ騎手騎乗の10番人気(単勝26倍)コックニーレベル Cockney Rebel(牡3、英・G.ハファー厩舎)が、後方追走から大外に持ち出し、12番人気ヴァイタルエクワイン Vital Equineに1.1/2馬身差をつけ差し切った。 勝ちタイムは1分35秒28(良)。
さらに3/4馬身差の3着に7番人気ダッチアート Dutch Artが入り、1番人気アダージョ Adagioは12着、4戦無敗のユーエスレインジャー US Rangerは7着に敗れた。

 

勝ったコックニーレベルは父Val Royal、母は英1勝のFactice(その父Known Fact)という血統の愛国産馬。 祖母ワッキープリンセスは繁殖牝馬として日本に輸入され、ペリエ騎手も騎乗して勝利したことのあるナリタダイドウ(JRA5勝)や、マイネルヘルシャー(地方現10勝)などを出している。 本馬は05年8月の英・ドンカスターセールにて3万ギニー(約640万円)で落札されていた。
昨年7月に英・ニューマーケット(芝6f)でデビュー勝ちし、一般戦2着の後、9月のシャンペンS(英G2・芝7f)で勝ち馬から1/2馬身差の3着して以来、約8か月ぶりの出走だった。 通算成績4戦2勝(重賞1勝)。 鞍上のペリエ騎手は英2000ギニー初制覇。 英クラシックは他に98年英ダービー(英G1、ハイライズ)を制している。

 

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現地時間6日、英・ニューマーケット競馬場で行われた英1000ギニー(3歳牝、英G1・芝8f、21頭立て)は、K.マニング騎手騎乗の1番人気フィンシャルベオ Finsceal Beo(牝3、愛・J.ボルジャー厩舎)が、中団追走から残り300mあたりで大外に持ち出し抜け出すと、3番人気アーチスウィング Arch Swingに2.1/2馬身差をつけ完勝した。 勝ちタイムは1分34秒94(良)。 さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気シンプリーパーフェクト Simply Perfectが入った。

 

勝ったフィンシャルベオは父Mr.Greeley、母Musical Treat(その父ロイヤルアカデミーII)という血統の愛国産馬。 昨年4月のメイドン(愛・レパーズタウン、芝6f)でデビュー勝ちした後、続く2戦は2、6着に敗れたが、重賞初挑戦のマルセルブサック賞(仏G1・芝1600m)で2着に5馬身差をつける圧勝。 続くロックフェルS(英G2・芝7f)も制し、昨年の欧州2歳牝馬チャンピオンに選ばれていた。 今回はロックフェルS以来約7か月ぶりの出走だった。 通算成績6戦4勝(重賞3勝)。
なお、勝ちタイムの1分34秒94は00年にラハン Lahanが出した1分36秒38を大幅に上回るレースレコード。 同コースで行われている英2000ギニーのレコード(94年にミスターベイリーズ Mister Baileysが出した1分35秒08)も上回り、コースレコードの1分34秒54にも0.4秒差という優秀なタイムだった。
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