久々に、ドイツの話題を。
ベルリンの壁に関して、ちょっとばかりオドロキのニュースです。
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CNN/REUTERS
ベルリン
東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」が崩壊して15年以上が過ぎた現在、「壁」の復活を希望する人が旧東西ドイツの両方で、少なからずいることが最近の世論調査で明らかになった。 特に、旧西ドイツ側住民のうち、24%が壁の復活を望んでいるという。
調査は、ベルリン自由大学と世論調査機関FORSAが共同で、2000人を対象に行った。 その結果、旧東ドイツの住民で壁の復活を望む人は12%で、旧西ドイツの半分だった。 ベルリン市内の住民に限ると、「壁が残っていたままの方がよかった」と回答した人は、旧西側で11%、旧東側で8%だった。 また、旧東側住民の47%が「旧西ドイツは旧東ドイツを植民地のように入手した」と回答したのに対し、旧西側住民の58%が「旧東の住民は勝手に自分たちを哀れんでいる」とみなしており、旧東西の意識の差が浮き彫りになった。
ベルリンの壁は第二次世界大戦後の東西対立が深まる1961年、旧ソ連占領区に成立した東ドイツが、西ドイツへの労働力流出を防ぐために築いた。 「壁」を越えようとして、多くの人々が犠牲となった。 東ドイツで民主化運動が急速に拡大した1989年11月9日、当時のクレンツ政権が市民の西側への出国を原則的に自由化する国境開放に踏み切り、壁は崩壊した。
東西冷戦の象徴だった壁の崩壊後、東西ドイツは統一され、旧東ドイツ側の経済復興に巨額な投資が行われた。 しかし、疲弊した旧東側経済へのてこ入れは失敗している。
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