花の都などと謳われるパリ。
現在のパリの街はナポレオン3世によって区画整理されたと言われています。
その前までは、臭くてゴミだらけだったそうですよ。 当時はトイレなどはなく、みな『おまる』に排泄し、それを窓から通りに捨てていたそうで、道の汚れていないところを歩くため、つま先立ちし、それが今のハイヒールの起源とさえ言われています。 また、貴婦人の広がったスカートも『おまる』を隠すためのものとか。
そして、その臭さを消すために「香水」が生まれたわけですよね。 つまり、香水が発達していると言うことは、それだけ臭かったと言うことの裏返しですよ。
その頃の日本の江戸の街は、世界一の大都市でしたが、トイレは完備され、排泄物は畑の肥料、もしくは川に流していました(そこから厠(かわや)の言葉が生まれたとか)。
→違ってたら、指摘してくださいね。
さてさて、今日の話題は、キプロス島で世界最古の香水が発見されたと言うものです。
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CNN/REUTERS
キプロス・ピルゴス
イタリアの考古学者チームは、地中海のキプロス島でこのほど、世界最古と見られる約4000年前の「香水」を発見した、と報告した。現代の香水に近い香りがする、としている。
キプロスの首都ニコシアの南西約90キロにある、地中海を見下ろす丘陵地帯の発掘現場では、紀元前2000年ごろの香水の入ったつぼのほか、銅の精錬やワイン醸造、オリーブ圧搾の跡などが見つかった。
見つかった香水の成分を分析したところ、この地域で栽培されているシナモンや月桂樹、アニス、ベルガモット、ヒメツルニチソウが含まれていた。
発掘調査に当たっていたイタリア学術会議(CNR)文化遺跡技術研究所のマリア・ロザリア・ベルジョルノ博士は、「ここは4000年前の遺跡で、世界で最も古い香水製造の場所であることは、間違いない」としている。
また、同博士が小さな容器に入ったある香水の香りをかいだところ、「すぐに(緑色の松ぼっくりの形をした瓶で知られる)ピノ・シルベストルの香りを思い出した」と語っている。
キプロスで作られた香水が当時、どんな地域へ運ばれていたかはわかっていない。 しかし、ベルジョルノ博士によるとクレタ島クノッソスに残る記録に、キプロス島と576リットルのオリーブオイルを売買したと記されており、クレタ島との交易があったと考えられるという。
さらに、業界で使用する香水分類の名称のうち、2つにフランス語でキプロス島を意味する「Chypre」が含まれており、語源はこれまで不明だったが、キプロス島で香水が作られていたことがはっきりすれば、この言葉とのつながりも分かるのではないかとしている。
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