F1ファンの方なら、サンマリノGP終了直後からBARホンダに、えらい事態が起こっていたことはご存知だと思います。 で、裁定が出ましたが、ちょいと首をかしげてしまうような裁定ですね。 個人的には、せいぜいサンマリノGPでのポイント剥奪程度のものと思えるんですが・・・
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CNN/REUTERS
パリ
国際自動車連盟(FIA)の控訴裁判所は5日、佐藤琢磨らが所属するBARホンダに対し、自動車レースのフォーミュラワン(F1)シリーズ、サンマリノ・グランプリ(GP)で、車両に規定違反があったとして、2レースの出場停止処分などを下した。
BARホンダは、5月8日のスペインGPと同22日のモナコGP、計2レースへの出場ができなくなるほか、サンマリノGPでの成績が無効となった。 同GPではジェンソン・バトン(英国)が3位、佐藤琢磨が5位にそれぞれ入賞していた。
サンマリノGP終了後、ジェンソン・バトンのマシンが規定重量より軽かったことが発覚したが、同GPの競技委員が違反はなかったと判断。 しかし、FIAは重量違反に関して競技委員が対策を怠ったとして、提訴していた。
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この件に関してもう少し詳しく説明してみます。
BARホンダは「悪質な、車両の最低重量違反」と言う裁定を受け、今週末のスペインGP、モナコGPの出場禁止処分と、獲得したポイントの剥奪という厳しいペナルティ。
F1には最低重量(600kg)が定められており、ゴール後の重量が規定以下だと失格。 BARホンダの車重は合法であったが、燃料を空にした状態だと5kg軽かったのです。
現在のF1は、基本的に最低車重を下回る軽さでマシンを作り、バラストを積んで調整。 今回のBARホンダはそのバラストを燃料でまかなったものと考えられます。
当初FIAが求めた処分は「今シーズンの出場資格剥奪と最低100万ユーロ(約1億4千万円)の罰金」と言うとんでもないものでした。
もし、BARホンダがキレて、今後の出走を取りやめたら、FIAはどうするつもりなんでしょうか? 日本企業がF1から撤退するかも? いや、トヨタが居残り、日本GPも富士スピードウェイで開催? ってことは、FIAはホンダを追い出したがっているのかも・・・