さっきから君の携帯が鳴ってる

僕が

出ないの?って聞くと

君は

うんいいの、と言った

誰から?と聞けない僕

もしかしたら気にするものでもないかもしれない

でもあえて知らなくても良い世界があるのかもしれない


僕も君も

ひとは色んな顔を持っている

色んな世界を知っている

僕のいない君の世界はキレイですか?

楽しいですか?

君に聞けない質問が頭の中で繰り返し繰り返し響く

今日



はっきりしている事は

知らない世界の扉は目の前にある事

僕のくだらない話で

君が笑っている事
朝から降る雨

つけっぱなしのテレビ

部屋の隅の観賞用植物

水槽の魚

レインコート

君の僕

時計の針

ガラスの水滴

現実から逃げる事無く


正面から受け止めた上で


流す涙は


誰も責める事は出来ない


だから


思いっきり泣けばいい