10周年記念 ~ 数合わせ ~
どうも
みそすけです
さて
10周年記念というコトで
今日は
一日中
ブログを書いていたワケでして
最後にアップする予定のモノも
書き終えまして
あとは
「公開する」って
ボタンを
クリックするだけなんですが
それでも
9本なんですよ
やっぱり
それは
数的に気持ちが悪いので
何か
もう一つ書きたいなと思い
ホントに
数合わせの為だけに
何も考えず書いてみます
左のハサミだけが
巨大に進化した種のカニがいる
この巨大なハサミは
主に
身を守るために使用され
挟む力は
意外にも
右の小さいハサミの方が強いのだ
食事をするトキも
大きいハサミで
獲物を抑え
小さいハサミで
ちぎって食べる
つまり
このカニは
右利きなのであるが
そんな中
稀に
左利きの個体が
生まれてくる
大きなハサミの方が
力が強く
食事のトキは
小さいハサミで
獲物を抑えつけ
大きいハサミで口に運ぶ
実に
やりづらそうな姿は
とても愛らしく
見る者の心に癒しを与えるのだが
やはり
野生の世界では
こういった個体は
長生きできない
しかし…
しかしだ…
この種のカニで
研究史上
最も長生きした個体も
また
左利きなのだ
はい
なんだか
よくわからない
ややこしい文章なんですけど
何が
ややこしいって
コレ
全部
噓ですからね
あ
そう言えば
カニの足って
10本ですね
コレで
ちょうど
10周年記念のブログも
10本になりました
めでたし
めでたし
10周年記念 ~ お祝いメッセージ・うずまる編 ~
どうも
みそすけです
さて
今回
10周年記念というコトで
何の10周年かも
わかっていない数多くの方々から
お祝いメッセージを頂きました※1
そんな中
唯一
今回
「みそすけの色々」が
本日10周年を迎えるコトを知っていた男
この
超人気ブログ
「みそすけの色々」の中でも
特に面白いと評判の※2
「みそうず」で※3
お馴染みの
あの男
そう
あの
うずまるさんから
今しがた
お祝いメッセージが届きました!!
まるで
想い人からの便りを待つ
乙女のように
今か今かと待ち焦がれていた
うずまるさんからの
お祝いメッセージ
忘れているんじゃないかと
不安な気持ちで
待っていた
うずまるさんからの
お祝いメッセージです
それでは早速
ご覧頂きましょう!
どうぞ!!
どうも
うずまるです※4
「みそすけの色々」10周年、おめでとうございます!!※5
下ネタと毒舌と噓まみれでやってきたにも関わらず一度も炎上する事なく無事10周年を迎える事ができたのは、やはりみそすけさんの人の良さであり、どんなに憎まれ口を叩こうとも実は愛に溢れた人間であるという事がその文章から滲み出ていて、それが読者の皆さんにも伝わっているという事だと思います。※6
それかそこまで誰も興味がないか。※7
それにしても数多くあるブログの中でも、これほどのクオリティーで書き続けている物はそうそうないので真面目に凄いと思います。
これからも、そこまでおもしろい訳でもなく※8、かと言ってつまらない訳でもない、この水準を保ちつつ三十助※9の名に相応しく、このブログが30年続く事を※10楽しみにしています。
本当におめでとう!※11
※1
詳しくはコチラ
※2
そのような事実は
一切
御座いません
※3
詳しくはコチラ
「みそうず」
「第2回・みそうず」
※4
「どうも
みそすけです」の
オマージュだと思われる
余談だが
「オマージュ」という響きはエロい
※5
ありがとうございます
※6
「毒使い」は
「解毒剤」も
同時に持ち合わせているのですよ
※7
ココで
笑わないと
もう
笑うトコないよ
※8
やかましいぜ!
※9
「みそすけ」を
漢字で書くと
「三十助」です
※10
全然関係ないですが
一青窈さんの
「ハナミズキ」で
「君と好きな人が 100年続きますように」って歌詞
あるじゃないですか?
あの部分が
スゴい好きでして
「僕と君が~♪」とか
「私とあなたが~♪」
みたいな歌詞は
結構あるんですけど
他人の恋が続くのを祈る歌って
あんまり
ない気がするんですよね
いや
この歌詞が
本当に
そういう意味なのか
どうかは
知らないですけど
そう言えば
私の友人に
「珈琲郎くん」という
一青窈さんのコトを大好きな人がいまして
このブログにも
何度か登場したコトも
あるのですが
今回の
お祝いメッセージに関しては
完全に既読スルーでした
死ねばいいのに
※11
本当に
ありがとう!!
10周年に因んで
「※10」までに収めたかったけど
中途半端な数に
なってしまった
10周年記念 ~ お祝いメッセージ・後編 ~
さて
前編に
引き続き
全国の
みそすけ大好きっこ達から届いた
熱烈なファンレター
「みそすけの色々 10周年記念 お祝いメッセージ」を
紹介していきたいと思います
あ
前回を
まだ見てない方は
多分意味が分からないと思うので
先に
コチラを
どうぞ
↓
「10周年記念 ~ 10周年記念お祝いメッセージ・前編 ~」
というワケで
前回
紹介しきれなかった分を
見ていきたいと思うんですが
アレから
もう
新しいメッセージは
届いておりませんでして
うずまる君からの
お祝いメッセージも
どうやら
ないようですね
全く
薄情な野郎だぜ
と
いったトコロで
早速
いってみましょう
「突然ですが
7月18日に
私
10周年を
迎えるコトとなりました
お祝いメッセージ
お待ちしております」
「え?なんの?
それはブログでしょうか?」
この方は
私の周りでは
このブログの存在を知っている
数少ない人物の一人でして…
まぁ
知っている人には
別に
「そうです」って言えば
いいだけの話なんですが
一応
「なんの?」と聞かれた以上
例の文言を返すルールなので…
「こんなに
めでたい10周年に
『なんの?』とか
野暮なコトは
いいじゃないですか
とにかく
お祝いの
メッセージを
お待ちしております」
「結婚10周年おめでとうございます。これからも2人仲良く二人三脚で人生を歩んでいって下さい。」
うん
なんか
急に
おもんないコト言い出してきた
あ
結婚10周年のお祝いとして
メッセージを送ってきた人が
もう一名いらっしゃいました
「ご結婚10周年おめでとうございます
芳しい香り付のお屁をする度、みそすけ氏の
『くっっっさぁ〜!』
を思い出し1人ほくそ笑んでますw
20周年にむけても、笑いの耐えない楽しい家庭をお築きくださいマセ
久しぶりに会いたいね〜(*´∀`*)」
コレね
この「お屁」のエピソードが
全く何のコトか
覚えに
ないんですけど
え?
私が
オナラをしたってコトですか?
それとも
この人が
オナラを連発して
その度に
私が悶えていたというコトでしょうか?
結婚10周年も含め
全てが
この人の妄想なのでしょうか?
本人に聞けば済むコトですが
少し怖いので
そっと
しておきます
さて
次に紹介するのは
ホントに
ちょっと
感動したヤツ
「7/18記念日おめでとうございます
みそすけさんの
いいところ 、そうでないところ について
考えたいと思います
まぁ偏屈ではあると思う
自分の好きなことしか基本興味なし
関係なし という姿勢
まぁそこがいいところでもある
時に毒舌だけど饒舌ではないし
人を悪く言ったりしないところはいいよね
あまり深く知らないから 私としては
気を使わない
いい距離感
そんなみそすけさんなんですが…
ただひとつ
ハサミを持って髪を切りたくなるのだが
あれがほんものなら
伸ばしはじめて
10周年 の記念日じゃないだろうか?
とにかく
おめでとう」
長文ありがとうございます
自分の
いいトコロ
悪いトコロを考えてくれる友人って
スゴく
大切な存在だと思います
でも
さらっと
「あんまり深く知らないから」とか
言われているので
実は
私が思っているほど
この人は
私のコトを友達だとは
思っていないのかもしれない
ちなみに
アレは
もちろん本物です
「10周年
誠におめでとうございます!
今後の益々のご活躍を期待しております!」
「10周年おめでとうございます」
はい
この2通に関しては
文面こそ
特筆すべき点が何もない
本当に
クソのようなメッセージなんですが
実はコレ
7/18の
0:00ちょうどに
送られてきたんです
誕生日とかに
友達が
こういうコトしてくれるのって
嬉しいですよね!
実は
私も
意外と
女の子に
こういうコトするタイプなんですが
まぁ
私ぐらい
気配りができる男になってくると
0:00ちょうどは
敢えて狙わない
一番乗りは
その子の彼氏の為に
取っておいてあげないと
それが
紳士の嗜みなワケですが
カップルは死ね
あと
「何で私の誕生日知ってるんですか?
気持ち悪い」とか
言う女も死ね
はい
続きましては
コチラ
「私との関係は20周年くらいですけどね」
俺たちが出会って20周年だな!
いや
20周年かどうか
いつ出会ったのか
正確な年数も覚えてないし
覚える必要もねぇ
そう
「だいたい20周年ぐらい」だ!
お前の言う
10周年記念が
一体なんの
10周年記念だか
知らないけどよぉ
そんなモン
俺たちが出会って
20周年ぐらいの記念日に比べりゃ
どうってコトはないだろう!
さぁ
乾杯しようぜ!!
っていう
心意気が
この短いセンテンスから
ビシバシ伝わってくるじゃない?
なんか
本当に
私との出会いを
喜んでくれているのが
伝わってくるじゃない?
まぁ
完全に
深読みし過ぎなんですけど
あと
職場で
仲の良い女の子が
いるんですよ
ええ…
いるんです
んふ…
いや
いるんですって
本当に!
でね?
その女の子にも
例のメッセージを
送ったワケですよ
「突然ですが
7月18日に
私
10周年を
迎えるコトとなりました
お祝いメッセージ
お待ちしております」
ってね?
じゃぁね?
なんて返ってきたと思います?
ふふふ
コレがね?
なんと
返事が来ないワケですよ
いや
ちょっと
ヘコむじゃないですか?
でね
次の日
会社の食堂で
一人淋しく昼食を食べていたら
その女の子が
やって来て
「おめでとー」ってね
拍手してくれたんです
まぁ
なんの10周年かも
わかっていないのに
公共の場で
拍手しながら
大声で
「おめでとー」とか
言ってる時点で
彼女の頭の中も
お察しなんですが
彼女曰く
直接
会って
お祝いの言葉を言いたかったので
敢えてLINEは返信をしなかったとのコト
コレ!
コレですよ!
見習えクズ共が!
いやね?
みんな
LINEのスタンプとか
顔文字とか
本当に好きじゃないですか?
今回に限らず
「おめでとう」も
「ごめんなさい」も
スタンプなんですよ
そんな
誰が作ったかも
わからんような
誰が書いたかも
わからんような文字に
大切な言葉を委ねるコトが
みんな
本当に
大好きなんです
でも
そうじゃない
下手クソでもいいから
自分の言葉で
相手のコトを考えながら
自分で考えた言葉で
「おめでとう」
「ありがとう」
「ごめんなさい」なんです
借り物のスタンプなんかに
気持ちは
宿らないんです
そして
本当に伝えたい言葉は
会って直接言いたい
それを
彼女は
実践したワケですよ
もうね
コレは
アレですよね?
彼女
僕のコト
好きですよね?
コレは
抱けますよね?
完全に
で
そうなってくると
10周年記念日だか
何だか知らないですが
ブログなんか更新してる場合じゃないので
「7月18日
食事でも
どうかね?」
って感じで記念日を
口実に誘ってみたんですよ
そしたら
スゴく嬉しそうな顔で
彼女
こう言ったんですよ
「その日は彼氏と旅行に行くんですよ!」
死ね!
カップルは死ね!!
10周年記念日に死ね!!
てな感じですが
本当に
皆さん
忙しい中
いきなり
意味不明な
メッセージを送ってしまい
申し訳ありません
にも
かかわらず
嫌な顔一つせず
いや
スマホの前では
スゴい
嫌な顔をしていたのかも知れませんが
心温まるメッセージを
たくさん頂き
ありがとうございました
とは言え
まぁ
そもそも
今回ご協力いただいた
ほとんどの人は
コレを読んでいないワケですので
また
改めて
LINEのタイムライン上ででも
お礼を言いたいと思います
本当に
今回は
お付き合いありがとうございました
あ
あと
私ね?
LINEの仕組みって
よく
わかってないんですけど
既読スルーはわかるんですが
未読スルーの人って
どうなってるの?
もう5日ぐらい経つのに
未読って
ブロックされてるってコトなのかしら?
超ヘコむよね!
10周年記念 ~ 職場での話 ~
どうも
みそすけです
先日の
職場での出来事
その日の業務は
大量の
資料のチェックをするっていう
まぁ
難しくはないけど
メチャクチャめんどくさいよね!っていう
退屈な内容だったんですよ
で
まぁ
狭い事務室で
同僚の女性と
二人っきりで
作業に勤しんでいたんです
で
この女性なんですが
あんまり親しくないというか
まぁ
ぶっちゃけ
どちらかと言うと
私のコト
嫌いっていうか
たまに
他の女性社員と
私の悪口とか言ってるワケです
いや
それ自体は
別に
構わないですし
この人に限らず
ほとんどの女性社員から
嫌われているワケですから
そんなモノは
馴れっこなんですが
その女性が
「トイレ」とだけ言って
その事務室から
出て行ったきり
一時間近く
帰ってこないんですよ
もしかしたら
私のコトが
嫌い過ぎて
一緒に仕事をするのに
耐えられず
どこかで
泣いているのかもしれない
でも
もしかしたら
本当に
体調が悪くて
トイレで苦しんでいたのかもしれないし
帰ってきた彼女から
猛烈にタバコの臭いが
発せられているコトからも
喫煙所で
テレビでも見ながら
サボっていたんだろうコトは
明白なんですが
一応
聞いてみたんです
「やけに
長いウンコだったけど
体調
大丈夫?」
うん
まぁ
嫌われるには理由があるよね!
って感じなんですが
それに対して
彼女の返答に
衝撃を受けました
「やけに
長いウンコだったけど
体調
大丈夫?」
「はぁ?
それってセクハラですよ!」
え?
え?
え?
ちょっと待って
ちょっと待って
え?
え?
え?
いや
わかりますよ?
女性が
男性に
「ウンコ長いですね」とか
言われて
いい気分が
しないコトぐらい
私にだって
わかります
何らかの
「ハラスメント」…
何らかの
「嫌がらせ」に
あたるコトは
まぁ
分かります
それは
訴えられても
仕方が
ないでしょう
でもな?
「セクシャルハラスメント」では
ないやんか?
「性的嫌がらせ」では
ないやんか?
「ウンコ」というワードと
「性的」というワードが
私の中で
どうにも
結びつかないのです
でね?
彼女に
言ってやったんです
「ウンコを
性的と
捉えるというコトは
アナタは
スカ○ロの
趣味があるんですね?」
そしたら
次の日
なんか
とんでもない大事に
なってまして
普段は絶対
見掛けないような
会社の
めちゃくちゃ偉い人に
呼び出されて
スゴい怒られました
偉い人が言うには
泣き喚く
その女性を
みんなで宥めて
なんとか
今回は
水に流してくれるってコトに
なったそうです
「ウンコだけに
水に流してくれたんですね」とか
思いながら
ニヤニヤしてたら
また怒られた
部屋探しの後は
仕事探しかもしれない
10周年記念 ~ 帰省したトキの話 ~
どうも
みそすけです
いやぁ
前回は
10周年とは
全然
関係ない話をしてしまって
ホント
すいませんでした
まぁ
そうは言っても
10周年だからって
コレと言って
別段
他に書くようなコトも
ないワケですよ
まぁ
でも
やっぱり
ウンコは
ないですよね
ウンコは…
それは
もう
本当に
反省しています
ぶっちゃけ
今回も
全然
10周年とか
関係ない内容なんですが
せっかくなので
この10周年の節目を機に
「みそすけの色々」は
そういう
ウンコとか
幼稚で下品な話は
卒業しようと思います
というワケで
前回
部屋探しをしているという
お話を
させて頂きましたが
いい物件に巡り合い
無事
入居審査も通りまして
不動産屋さんに
書類を提出する段と
相成ったワケです
あ
前回を
まだ読んでいないって方は
コチラから
どうぞ
でまぁ
保証人が必要ってコトで
親に
お願いした為
印鑑証明とか
何や
かんや
色々と
取りに行かないと
いけないのです
正直
郵送で
やり取りしたかったんですが
「こういうコトは
ちゃんと
会って
やらんとイカン!」
というのが
我が家の家訓なので
まぁ
若干
めんどくさかったんですが
お盆の帰省を
前倒しにしたと思えばいいかと
とりあえず
帰省したワケです
まぁ
帰省と言っても
一時間程で
行ける距離でして
まず
今
住んでいる場所から
電車に乗り
次に地元の駅から
バスに乗って帰るワケです
で
このバスが
20分に
1本ぐらいしか来ないワケです
バスを待つ間
ヒマですから
駅と直結している
小さな商業施設を
ウロウロしていたんです
さて
この商業施設ですが
小さいながらも
地元民は
昔から
けっこう利用していまして
久しぶりに帰省した際に
旧友と
バッタリ会うなんてコトも
チラホラあるんですよ
その日も
誰かに
会わないかな?
中学生の頃
憧れてた
あの娘に会ったらどうしよう?
そして
「実は私
昔から
みそすけ君のコトが
好きだったのビチョビチョー」とか
ならないかしら?
うーん
でも
もう結婚して
この街には
居ないかもしれないな
とか
考えながら
懐かしい
その
施設を
散策していたんです
ああ
この店は
変わらないな
ああ
ココには
こんな店が出来たんだ
子供の頃
よく
お母さんと
この店に来たよな
ああ
ココで
昔よく友達と
遅くまで
お喋りしてたよな
あっ!
あの
パンチラスポット
なくなってるじゃねーか!
とか
考えながら
ブラブラしていたんですよ
で
その施設には
広場がありまして
まぁ
取り敢えず
下の
画像を見て下さい
コレが
その広場の
ザックリとした
見取り図なんですが
真ん中の
四角いのは
広場のシンボルとも言うべき
柱型のオブジェです
そのオブジェを囲むように
二人掛けの
ベンチが置かれています
この広場には
小さいながらも池があり
右上に描かれた
青い四角形が
その池です
私が
子供の頃は
噴水に
なっていたのですが
今は
その機能は
失くなってしまったようですが
綺麗に磨かれており
とても清潔感があります
この広場は
母の日や
父の日には
近くの小学校に通う子供達が描いた
お父さん
お母さんの
絵なんかが飾られたり
その日も
七夕が近いってコトで
笹に
短冊が飾られていました
先ほど
紹介したオブジェに
笹が
くくりつけられていたワケです
で
まぁ
その短冊なんですが
備え付けの
短冊に
備え付けの
サインペンで
そこを訪れた人達が
自由に書いて
笹に飾り付けるっていうシステムなんですが
けっこう
多くの短冊が
ぶら下がっていたんですけど
なんて言うか
短冊の色が
うすーいピンク
一色なのね?
もう
全部の短冊が
同じ色
もっと
青とか
黄色とか
緑とか
あってもいいのに
全部
パステルなピンク
スッゲー殺風景
つい
短冊に
「他の色の短冊が用意されますように」って
願い事を書きそうになりました
さて
左下を
ご覧下さい
赤い丸で
表現されたコレですが
実は人です
なんか
お兄さんが
壁に
もたれ掛かって
しゃがみ込んで
いるんですよ
そして
上の方にある
緑の丸も
人なんですけど
コチラは
ガラガラ抽選会を
やっているスタッフの
オジさん
さて
この広場にいるのは
この二人と
私だけ
三人だけです
そして
この広場で事件は起きます
いや
既に事件は起きている…
いや
もしかしたら
もう
事件が
終わった後だったのかも
しれません
とにかく
広場とは名ばかりの
この小さな空間に
異常事態が発生していたのです
そう
もう
短冊の色とか
ホント
どうでもいい
愚民共の願い事とかに
構ってられない
うん
なんて言うか
この広場
ウンコの臭いが充満してた
うん
その臭いの正体は
もう
2秒で分かりました
左下の
赤い丸で描かれた
お兄さんの
周りにある
小さい丸は
全部
ウンコです
いや
最初は
この
お兄さんが
ウンコを漏らしたのかな?
とか
思ったんですけど
それにしては
量が多過ぎるんですよ
とても
人間一人が
体内に収めるコトが出来る
ウンコの量じゃない
それに
このウンコは
お兄さんを
取り囲むように…
そう
まるで
射手座を中心に広がる
天の川銀河のように
ウンコが
配置されておったのです
そして
よく見ると
そのお兄さんは
下半身裸で
腕とか
脚にも
ウンコのようなモノが
ついている
お兄さんの
すぐ横には
脱ぎ散らかされた
パンツとズボン
そして
その
だらしなく横たわる
ズボンの上にも
ウンコが
置かれていたのです
つまり
ウンコが置かれてから
ズボンを脱いだのではなく
ズボンを脱いだ後に
ウンコが置かれたコトになる
つまり
コレは
自殺に見せかけた
他殺だ!
真実は
いつも
じっちゃんの名に懸けて!
とか
思いながら
力なく
その場に
しゃがみ込む
お兄さんを
眺めていたんです
この広場で
一体
何が
あったというのか…
そして
何より
そんな光景を
目にしつつ
この
ウンコの臭いが
充満した空間で
何事も
ないかのように
誰も来ない
ガラガラ抽選会の
カウンターに立ち続ける
オジさん
何とも言えない
シュールな光景が
そこには
あった
大きなガラガラの機械が
回される度に
中から
ウンコが落ちてきて
その度に
オジさんが
「はい!ハズレ!!」と
言いながら
ポケットティッシュを差し出してくる
最後に
機械から
排出されたのは
ウンコ塗れの男だ
「大当たり~~~~~!」
オジさんの
高らかな声と
鐘の音が
広場に
こだまする
ふと
目を閉じると
そんな
情景が
瞼の裏側に浮かんで消えた
出来れば
その大量の
ポケットティッシュを
あの
お兄さんに
分けてあげてくれないか
あの
ピンク一色の
短冊でもいいから
お兄さんに
渡してあげれば
よかっただろうか
実家に向かう
バスに揺られながら
つくづく思う
あの商業施設は
本当に
旧友と会う確率が高いなぁ
あの
ウンコ塗れの
お兄さんは
絶対
中学の同級生
ヒロセ君だ