よく、男と女の恋愛観の違いについて話を聞く。
話を聞くたび男と女が真逆の生き物だと感じさせられる。
たとえば、
「男はファイル保存型、女は上書き保存型」
これは双方の恋愛観の違いを象徴する言葉であろう。
僕は男なのでもちろん男の恋愛観には共感できるが、どうも女の恋愛観はいまいち理解できない。
女にとって「ミステリアスな男性がいい」というのは相手の知らないところがあるから楽しく、全てを知ってしまったら相手に興味がなくなる、という意味である。
また女にするべきなのは「100つの良いこと」ではなく「1つの嫌なこと」をしないか、である。
いかに女の嫌だと思うことをしないのが男にとって大切である。
男は楽しい記憶をずっと忘れないが、女は嫌な記憶をずっと忘れないからだ。
少女漫画を読めば、女の求めている男の理想像が分かる。
イケメン、黒髪、高身長、クールで口数は少ないが、優しく、キザなことを平気でやってのけ、なぜか女主人公にだけ好意を寄せている。ただ、そんな男は現実には存在しないのだが。
また男の場合は、可愛くておっぱいが大きい、これだけ。
これはどちらがよいとはいえない。
ただこの世界には男と女の2種類しかいないので、互いを認め合い、妥協し合って生きていく他ならない。これは皮肉ではなく極論だ。
ここで僕の話を少ししようと思う。
僕には高校3年間好きだった女の子がいた。
はじめは1年の時に同じクラスで、一目惚れ。
そしてすぐに告白。撃沈。
彼女を忘れようとしたが、それはできず想いは募るばかりだった。
そして2年の夏。一度のデートを経て再び告白。またも撃沈。
今度こそ諦めようと思った。
彼女を忘れるために、他の子とも付き合った。
だが3年になる手前、バレンタインで彼女に突然告白された。
最初はワケが分からず戸惑ったが、結局付き合うことになった。
だが僕は彼女を大事に思うあまり、些細なことでも不安に駆られるようになった。
重い男、そう思われても当然だ。
しかし彼女は僕が思っているよりも遥かに何にも考えていなかった。
そこで亀裂が生じた。3年間の儚い恋は終わった。
このようなことはよくあることだろう。
逆もまた然り。
だからこそ僕は男と女の恋愛観の違いについて認識を改めなければいけない。
男と女には決定的な違いがある。同じじゃない。
だから自分が思っている「当たり前」が相手には通じないこともある。
そんな時こそ相手を認め、時に妥協する必要がある。
ただ、相手を好きになることは素敵なことだ。
昨日とは見える世界がまるで違う。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ。