戦国時代、武士たちは戦地に最低限の食糧を持ち込み陣を張りました。
調味料にもなり保存も効き、タンパク源にもなる味噌は、この戦陣食(兵糧)として非常に重要なものでした。
味噌を丸めて表面を焼きつけたもの、
乾燥した野菜などを混ぜて丸めた物、
そんな「味噌玉」は戦国武将によって生み出されたと言われています。
その後、江戸時代になると肉体労働者である飛脚さんや丁稚さんが、塩分補給・タンパク源の補給のために味噌玉を携帯したことから
『飛脚玉』 『丁稚みそ』
などと呼ばれ、現代のサプリメント的な役割を果たしていた味噌です。
味噌玉は武将魂を支え、元気に働く男衆を支えてきました。
その頼もしい先人のDNAを受け継ぐ私達です。
飽食の現代においても、味噌玉の知恵を繋いでいきたいものですよね♪
一杯の味噌汁プロジェクトでは、「味噌ボール」として現代に味噌玉をアレンジしています♪
味噌に出汁となる鰹節などを入れて丸めたものが基本。
表面にゴマやとろろ昆布、青のりなどをまぶしてデコレーションするのも楽しい(*^。^*)
お椀に入れてお湯を注いだら、即席みそ汁の完成です!
お子さんが喜んでくれるのは可愛いキャラアレンジ♪
海苔パンチなどを使って海苔で顔の表情を作り、丸めた味噌玉に装飾していきます。
アニマルみそボールは、チーズなどを使って顔や耳を作っていますよ(*^。^*)
こんな味噌ボールを作りながら、戦国時代に想いを巡らせてみるのも楽しいものですね
社会で戦うお父さんのために、バレンタインの贈り物にもいかがでしょうか~