味噌玉からの味噌ボール♪ | みそ汁のある食卓

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秋田県大館市で食育教室を主宰しています。
3兄弟を育てる食育指導師・みそソムリエakikoのブログです♪

戦国時代、武士たちは戦地に最低限の食糧を持ち込み陣を張りました。


調味料にもなり保存も効き、タンパク源にもなる味噌は、この戦陣食(兵糧)として非常に重要なものでした。



味噌を丸めて表面を焼きつけたもの、


乾燥した野菜などを混ぜて丸めた物、


そんな「味噌玉」は戦国武将によって生み出されたと言われています。




その後、江戸時代になると肉体労働者である飛脚さんや丁稚さんが、塩分補給・タンパク源の補給のために味噌玉を携帯したことから


『飛脚玉』 『丁稚みそ』


などと呼ばれ、現代のサプリメント的な役割を果たしていた味噌です。





味噌玉は武将魂を支え、元気に働く男衆を支えてきました。


その頼もしい先人のDNAを受け継ぐ私達です。

飽食の現代においても、味噌玉の知恵を繋いでいきたいものですよね♪






味噌ボール6

一杯の味噌汁プロジェクトでは、「味噌ボール」として現代に味噌玉をアレンジしています♪


味噌に出汁となる鰹節などを入れて丸めたものが基本。


表面にゴマやとろろ昆布、青のりなどをまぶしてデコレーションするのも楽しい(*^。^*)


お椀に入れてお湯を注いだら、即席みそ汁の完成です!




味噌ボール4

お子さんが喜んでくれるのは可愛いキャラアレンジ♪


海苔パンチなどを使って海苔で顔の表情を作り、丸めた味噌玉に装飾していきます。


アニマルみそボールは、チーズなどを使って顔や耳を作っていますよ(*^。^*)





こんな味噌ボールを作りながら、戦国時代に想いを巡らせてみるのも楽しいものですね音譜


社会で戦うお父さんのために、バレンタインの贈り物にもいかがでしょうか~ドキドキ