”ファンブログ❤ 紫式部に恋をして<十六>源氏物語 和歌 蛍(ほたる)の巻 | みそらの日日是好日 ‪‪ᵕ̈* ニチニチコレコウジツᵕ̈*

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2020年春...
1998年生まれの長男は
東京で社会人に。
2000年生まれの長女は
うどん県で女子大生。
これから わたし時間を楽しむぞ!!(b`>▽<´)-bイエーイ☆゛







我が家の桔梗✧︎*。

とっても綺麗に撮れました。
ファンブログ❤紫式部に恋をして
にふさわしい写真が撮れたような気がして
(///∇///)ゞ
しかしながら桔梗の花は
手習五十三帖での一度だけの
登場だそうです。
2019/09/16 10:23撮影



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紫式部に恋をして

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二十五帖

玉鬘への求婚譚がいよいよ本格的に展開していく。

思いもかけず源氏に道ならぬ恋心を打ち明けられて以来、玉鬘は思い悩む。人目を憚りながらも ますます西の対に訪ねきて折を見ては言い寄ろうとする。
露骨にそれを拒否し源氏に恥をかかす態度も取れず困惑しきっている。
源氏はそんな怪しからぬ態度を見せる一方、弟の兵部卿の宮との交際をそそのかしたりする。

玉鬘は源氏の求愛の煩わしさの反動から熱心な求婚者の宮に対して前よりは心が動いている。

五月雨の晩、兵部卿の宮が訪れてきた。
源氏が玉鬘の女房に書かせた返事の手紙をいつもより色良く感じたので 宮は期待にいそいそしている。

源氏はまるで母親のように気をつかって、客を迎えるあらゆる支度の指図をした上、夕方からひそかに集めて薄絹に包んでかくしていた蛍を、暗くなってから いきなり玉鬘のいるそばの几帳の一枚を上げ、さっと放った。

玉鬘は何が起こったかわからず あわてて扇で顔をかくすが、兵部卿の宮はおびただしい蛍の光の飛びかう中に見てしまった玉鬘の横顔の美しさに魂を奪われてしまった。

この出来事から 題名がついた。

この夜の和歌はこちら⇩
壱やブログより画像お借りしました
壱やブログより画像お借りしました

蛍の光で女を一瞬見せ、いっそう宮を迷わせようとする源氏のいたずら心が企んだ趣向だと説明されている。はたして宮は蛍の光に見た玉鬘にますます恋心をつのらせていく。この宮を蛍兵部卿と呼ぶのはこの場面による。

源氏物語には数々の名場面や印象的な場面が用意されているが この蛍の夢幻的な美しい場面もそのひとつである。
源氏物語 巻五
瀬戸内寂聴訳引用




梅雨の長雨の時期、六条院の女君たちは物語につれづれを慰めた。ことに玉鬘は、自分の数奇な一生を重ねつつ読みふけった。源氏は物語談義に花を咲かせ、それにかこつけて玉鬘に言い寄る。

だか、春の町に戻ると(紫の上)恋物語は明石の姫君に読ませるなと指図する。姫の継母紫の上を慮り継母の物語も読ませない。
養女ならぬ実の娘にはかくも細かい注意を払う彼だった。

夕霧は雲居雁を想い続け 本人にだけは情を伝えていたが二人を冷酷に引き離した雲居雁の父、内大臣の仕打ちを忘れず、意地のため平静を装っていた。

その内大臣は、かつての恋人夕顔との間にもうけて行方知れずとなった娘が思いきれず、夢占いなどをさせていた。他ならぬ玉鬘のことである。
占い師の答えは「ひとの養女となっている」
しかし内大臣は見当もつかないのだった。
平安人の心で「源氏物語」を読む
山本淳子著引用





源氏物語と京都
六條院へでかけよう 監修後藤邦治 編集風俗博物館 より








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