今の時代は、
インターネットが普及するようになり、
個人の発信が当たり前になり、
情報が溢れ出すような状態になりました。
そうなると物事そのものが、
複雑で曖昧で、先が読めず、変動的で、
なおかつ『答えのない』ものに変わってきました。
それなのに、
昔の時代や学校教育を引きずり、
答えを探し求め、
自分の人生が好転するスーパー必殺技のような絶対的な答えがあると信じ、探し求めている情弱な人は後が経ちません。
だからインフルエンサーのファンビジネスが成り立ちますし、ひよこ食いが後を絶ちません。(※ひよこ食いとは読んで字の如く、生まれたての知恵のないヒヨコが獲物にされることであり、1.2年の自営業やフリーランスや起業に憧れている人が大金を払い騙されることです)
インターネットが普及する前の時代は、
情報が中々手に入らないので、
多くの情報を皆探し求めていました。
ですので、知識を沢山持っている物知りな人が、重宝され、知識を沢山つけることに、皆価値を見出していました。
しかし、現代は個人の発信ができることにより、スマホ一つあればGoogle先生に聞けばよいだけなので、沢山の情報を持ち、物知りになる必要性が弱くなってきたのです。
それよりも、この複雑で、曖昧で、先が読めず、変動的で、答えのない時代を生き抜くためには、沢山の情報を集めるよりも、
本当の自分の生きる糧になる情報を見つけたり、生み出したり、発信することが必要だと、私は強く感じています。
そしてそれらのためには、
しっかり『考える力』が重要だと感じています。
その考える力の中でも抜粋するのが、
1.構造的に考える力(ロジカルシンキング)
2.物事を疑いながら考える力(クリティカルシンキング)
3.固定観念や前提を疑いながら考える力(ラテラルシンキング)
4.多様的に考える力(パラレルシンキング)
です。
そしてその中でも、もっと詳しくすると、
重要な考える工程があります。
それは...
①本質的に考える。
②根本的に考える。
②普遍的に考える。
ことです。
どれも同じような意味合いで使われることがありますが、細かくするとニュアンスが違います。
本質的というのは、読んで字の如く、物事が成り立つ本当の性質であり、物事の中心を表します。
根本的というのは、幹や葉や実ではなく、根っこであり、物事のスタート地点を表します。
普遍的というのは、いつの時代でも、どこでも、誰でもすべてに共通することを表します。
そしてさらにそれらを考えながら、
頭の中で整理したら後に、
考えを深めるための工程があります。
それは教えること、伝えること、発信することです。
では、なぜそれらが必要なのかというと、教えるためには理解していないと本当の意味で伝えれない、伝わらないからです。
それに最初から全部理解して教える人などいなく、教えることにより、何が自分で理解していないのか、何が相手に伝わらないのか、自分の中での勘違いや間違いに気づき、整理ができてくるのです。
そこでさらに学び直し、考えを深くすることができるのです。
そこでさらに伝える時には、
まずは教えられたことを、
①そのまま学んだことを、教える伝える発信する。
②自分なりに考えて、自分の言葉や思いで教える伝える発信する。
③誰でもわかりやすく理解できるように、一般化して教える伝える発信する。
ことです。
特に③が重要で、子供でも理解力が乏しい人でも、理解できるように教えれるのは、自分が本当に理解できていないとできないことだからです。
それに、わかりやすく教えるには、本当の意味で本質的で、根本的で、普遍的でないと伝れない、伝わらないからです。
さらによくしがちなのが、意識高く、カタカナを使ったり、単語を使ったり、略したり、小難しく伝えるのは、実は理解していなくてもできることだからです。
それをすると、周りの知らない人は「よく知ってるね」「凄いね」という態度をとることがあるので、無意識に自己承認欲求をくすぐられるので、勘違いを錯覚するのから脱されません。
だからいつまでたっても、理解できなくて、情報弱者になり、本物の情報を外に求め、彷徨ってしまうのです。
よく『自分の中に答えがある』と言いますが、
これがまさに自分の中で思考錯誤し、整理した先の言葉のように思います。
しかし、情報も外からインプットしないと、新しいアウトプットを出来ないのも事実であります。
つまり、
本日私がお伝えしたものも、
沢山ある考え方の一つでしかないので、
これも勿論正解ではなく、
正解は人の数ほどあるのも真理であります。
というように、
最後までこの文章を理解し、読み切っている人は、
もうすでに考える力がある人でもあるので、
なんかとんちみたいなブログになってしまいました。
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