わたし

登校拒否できる子って

すごいと思う。

 

何ってその気概が。

 

わたしは

登校拒否に憧れても

結局 できなかった。

 

だって。

 

まず親と戦うわけだ。

 

学校行かないって

まず親に主張して行動して

認めさせなきゃいけないのだ。

 

わたしは

それが出来なかった。

 

この頃から

漠然とだけど

親に命綱を握られてる、

という感覚を持ってた。

 

なんのこっちゃって感じだけど。

 

学校行かないって言って

じゃあご飯食べさせないよ!って

なったら困るから。

 

ご飯食べられなかったら生きていけん。

そう思ってた。

 

うちは狭いアパート暮らしで

ひとり引きこもれる部屋もなかった。

 

母は内職をしつつも

専業主婦だったから

大概家にいた。

 

それに

ひとりで生きる術なんて

持ち合わせてなかったから

家を出てけって言われるのも困る。

 

学校には行きたくないけど

家での快適な生活は

保証してほしかったのだ。

 

でも

自分でご飯作れないから

母につくってもらわにゃならん。

 

ご飯いらないから

学校行かん! なんて

口が裂けても言えんかった。

 

どんだけ

飯に執着しとるんじゃって

話だけども。

 

親の庇護下でしか

生きられない

弱い人間なんだって知ってた。

 

だって

突っ張って生きられない。

 

でもって。

 

わたしの理屈でいくと

登校拒否できる子って

学校行かなくても

自分はご飯もらえるって思ってるのだ。

 

思ってるというか

信じてる、というか。

 

そこ疑ってないのが

これまたすごいなあって。

 

もしかして

ご飯あげないよって

言われたことあっても

それでもいい!って

自分でなんとかする気満々だった場合もあるだろう。

 

わたし

自分でなんとかする気ゼロだったぞ。

 

だったら

死んだ魚のような目をして

「学校行きたくない」って

呪詛を吐きながら通った方が

まだ、わたしには楽だった。

 

まあ、そもそも

わたしの学校行きたくない理由が

"ホントに学校行きたくないだけ"

だったからかもしれんけど。

 

でも。

 

ご飯貰えなかったら困る!

っていうわたしの話に戻るけど。

 

それって全部

わたしの思い込みだったのかも、と今は思う。

 

だって

20歳過ぎてからのニート時代。

 

一度も

ご飯もらえなかったことは

ないのである。

 

成人してたくせになー。

 

登校拒否できなかったのは

 

親と向き合う勇気が

なかっただけのことじゃ~。