俺の本棚~面白いッ書 第701回
令和6年9月16日
日本女子メジャー戦は、21才・竹田麗央が今季初優勝に続き、6勝目(36百万円)を飾った。 恐るべき急躍進である。 道産子は、阿部未悠4位タイ(11百万円)、小祝15位、菊池28位、政田57位、宮澤69位(ビリ)だった。
韓国での男子戦、道産子は片岡尚之が29位。
続く翌週、男子は札幌輪厚で。 アマチュア含め、9人の道産子は片岡尚之と長谷川大晃が予選通過、植竹勇太他7人が予選落ちした。 ・・・26才・岩崎亜久竜が優勝(3,000万円)、3打差を逆転する6アンダーを出した。 30年前にジャンボ尾崎が出した、大会レコード20アンダーに乗せたのは立派! 片岡は8位(390万円)、長谷川は59位に終わった。
女子は愛知県で。 道産子は7人。 小祝さくら、菊池絵里香、政田夢乃が予選通過。 ・・・22才・岩井明愛が4打差を8アンダーで逆転優勝! 今季3勝目、通算6勝目である。 小祝が4位(600万円)、菊池33位、政田40位だった。
欧州ツアーはイギリスで。 星野一人が予選通過したが、30位(44千€)に沈んだ。
図書館から借用の文庫本、月村了衛「奈落で踊れ」(単行本は2020年)は、かって大蔵省のノーパンしゃぶしゃぶの汚職疑惑に対して、当時の政府の実名が多々出てきて真実感が増した。 橋本龍太郎、宮澤喜一、加藤紘一、野中広務、梶山静六等々である。 経済界の天下を取っていた大蔵省の必死の抵抗振りが書かれているが、大蔵省の稀代の変人と評判になっていた主人公が、課長補佐という末端の職責ながら大活躍するストーリーだった。
Oさんから借用の伊東源太郎「残響」も警視庁・監察組織の物語である。 警察の中の警察が警察官の犯罪を暴いていくが、法の届かない悪人をリンチで裁く組織があった。 何と!その親玉は警視庁の重鎮だったとは! 呆れる話である。
U内科から借用の今野敏「スクエア」(2019年刊)も警察物語。 神奈川県警一課と二課、所轄署の暴対課の三者が、本部長の決断により、従来の縦割り管轄を拭っての協力により、地面師の正体を見事に暴くストーリーで、→詐欺の報復で殺人なんて許すわけには行かない!と吠える暴対課の二人が頼もしい。 「今野敏著作200冊記念作」と銘打ってある。
兵庫県、斉藤知事の後ろ盾の「維新の会」が9月9日に「辞職勧告」をしたが、進退は自分で決めると、突っぱねた。 維新の会は面目丸つぶれである。 12日に自民党始め、県議会の全党派が「辞職勧告」をした。 結果、86人の県議員全員の辞職勧告となる異常事態であるが、聞き入れられなかった。 よって、強硬策の、今週19日の定例議会に於ける「不信任決議案」が提出されて、議員全員が賛成して可決されると、これで知事がおとなしく辞職するか、最後ッぺの仕返しとばかりに知事が議会解散を唱えて選挙となるか、行方が判らない。 知事の後援会代表だった経済界の重鎮が、→百条委員会の答弁を聞いて呆れてしまった、最早、支援する気持ちは無い、これだけの議会の決議に対しても一切聞き入れないとは・・・・と、絶句して代表を退いた。 また、県民による「知事辞めろ!」のデモも始まっている。 また、自殺した県民局長の個人情報が洩れている事が判明。 誰からその情報が洩れたのか、大問題になっている。 維新の会の衆議院議員がJR駅立ちで語っていた事が録音されている。 今、維新の会は火消しに必死だが、死に追いやった責任は重い。 個人情報保護法違反で犯人を炙り出してくれ! 百条委員会を逃げた井ノ本部長に情報漏洩を白状させて欲しいモンだ。
凄いねェ、ガンとして聞き入れない、斉藤知事のツラの厚さは! 四面楚歌の状態で、自分も選挙に出る積りか? ちゃんちゃら可笑しい。 ヨメと息子は他県に避難して行方をくらませているそうだ、さもあらん、可哀そうに・・・。 これ以上、どんな悪足掻きをするのか、冷めた目で見る積りである。
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令和6年(2024)9月16日(月)