令和元年(2019年)11月4日 第291回
今季のゴルフは44回だった。 4月18日初プレー、10月15日が納めのプレー、約半年間で、月平均7回強、結構なモノだ。 我がゴルフ場のクローズは11月17日(日)であるが、10月中旬を過ぎると、朝は10℃以下であり、寒い日が続くので、スコアも悪いことだし、と思い切って辞めた次第。 10年前のようなゴルフに対する気概・歓びが心底、薄れてしまった。
今野敏「任侠学園」(文庫本、単行本は2007年)
阿峡本組の組長・阿峡本と、代貸の日村は名古屋の親分の葬式に来ていた。 お清めの席では、全国に顔の広い阿峡本に挨拶にくる者が後を絶たない。 「兄弟、来てたのかい」と声が掛かったのは、東京・赤坂に組を持っている弟分の永神だった。 「金にならない面倒な債権が多くて、シノギがきつい」とこぼしが入ると、即、「話は聞いてやるぜ、話してみねェ」と振った途端に、永神の顔が緩んだ。 「今、抱えているのは三鷹にある学校法人で、少子化、教育の二極化で経営が傾いてしまった。 しこたま借金が嵩んでにっちもさっちも行かなくなった。 金持ちの子は殆どが一流の学校を出る、貧乏人はレベルの下がった公立校しか行けない、その結果、ますます格差がついて、金持ちは金持ちを再生産し、貧乏人は貧乏人しか再生産出来ない仕組みが出来上がっている」 「学校法人の土地も結構あるし、損切りしてでも処分したいが、学校法人は都道府県知事が管理しているし、学校法人の理事もいるし、生徒の親も強かだし、なかなか、勝手に思うように行かない」 阿峡本は、「俺が出版社を立て直したのは知ってるな、その学校、俺に預けてみねェか」 横にいた日村は、思わず、吐息をついた。 ヤクザが学校経営! 何て事を・・・。 しかし、この世界、子が親に意見するのはご法度だ。 その学校法人は、「井の頭学院」 学校名は「井の頭学院高等学校(共学校)」だった。
名古屋から帰った数日後、朝から日村は憂鬱だった。 組長が名古屋の話をそっくり忘れてくれればイイが・・・。 マンションから歩いて事務所に着くと、4人の若い衆が、「おはようございます!」と元気がイイ。 さっそく、4階のオヤジから呼び出された。 「俺は学校法人の理事長になる。 お前をはじめ、若い衆4人とも理事にしてもらった」 永神が手続きを終えたらしい。 「今の教育はどこか間違っている、このままだと、人が支配する側と支配される側にはっきり分かれてしまう、それに、最近の子供は脆い、簡単に人を殺すし、自殺するし、親を殺すバカもいる、心にバネがねェ、こらえ性が無くて、我慢てものをしらねェ、この国はどうなってしまうのか不安にならねェか」 「しがねェヤクザ者で、お国の事をどうこう言えるほどの人間じゃねェが、子供や若い奴らを真っ当に育てるのは大切な事だ、教育が大事なんだ」 ・・・もう、親父を止められる奴はいない、気の済むまでやらせるしかない。 「学校を見に行こうじゃないか」
スライドする鉄柵が門を閉ざしていた。 その両側の塀はスプレーの落書きだらけだった。 門の中のグラウンドは荒れ放題、雑草が生えていた。 野球のネットはぼろぼろに破れ、校舎の窓ガラスは割れたままで放置され、スプレーの落書きも塀と同じだった。 組長が楽しそうに、「行ってみようじゃないか」と言った。 かって、花壇だと思われる四角い囲いには雑草が生い茂っている。 傍で、たばこを喫っている二人がしゃがみ込んでいた。 スキンヘッドの組長が、「職員室はどっちか教えてくれ、あ、それから未成年のタバコはいけねェよ、法律ってもんがある」 二人はタバコを持った手で方向を示しながら、泡食ってタバコをもみ消した。 黒いスーツの短髪の日村と元・暴走族上がりの二宮稔と、組長のスキンヘッドのそれと判る格好の三人を恐れる風もない。 昔は、やんちゃな分だけ暴力団にはそれなりの敬意を払っていたモンだが・・・。 未成年タバコも注意された事がないのかも知れない。 もしかして、法律違反を初めて知ったのか? 教頭と名乗った白崎は、新理事長とは何も聞いてないらしく、三人組のその姿を見て怯えた表情になった。 校長室では、綾小路と名乗ったのはまるでダルマだった。 小太りで小柄、だるま市で並べられている大きなダルマのようだった。 丁度、送付されてきた書類で、理事が総入れ代えになった事を知ったようだった。 校長は設立からの経緯について、次のように話し出した。 「有名私立や公立校に行けない落ちこぼれの救済校として、初代理事長がこの学校を作りました。 落ちこぼれの集まりですから、創立当初から我が校は荒れに荒れました。 不良たちの巣窟となり、当初は男子校だったので、他校との抗争沙汰も日常でした。 生徒数が減ってきたので共学としたのですが、新たにやってきたのは、コギャルと呼ばれたような連中で、風紀は乱れました。 今ではそれほど荒れていませんが、学校全体に無気力が蔓延しています。 生徒も陰湿で、割られたガラスを直しても夜の内にまた割られています」 黙って聞いていた阿峡本は、「落ちこぼれ、大いに結構、しかし、このままではいけない」とキッパリ言い切った。 「割れ窓理論だ、微罪を放置しておくと、いつか、重大な犯罪に結びつく、割れたガラスを放っておくと、スラム化して犯罪の巣になる、荒れる芽は早い内に摘み取る、校門の塀や校舎の落書きも同じです」 校長は溜め息をついた。 「イタチごっこなんです、職員もグッタリ疲れました」 「なるほど・・・、そういう嫌がらせは俺たちの専売特許だ、これからは生徒達と戦争だ、こちらは戦争のやり方は心得ている」
廊下が騒がしい、組長から、「挨拶代わりに行ってこい」と言われた日村と二宮が人だかりを覗くと、二人の女子高生だった。 一人は髪を脱色してメッシュを入れ、目の周りに化粧している。 ガングロだ。 もう一人は黒髪で大人っぽく娼婦のように見えるし、大きな胸が何か嫌らしい。 てめェ、俺、と言い合っている。 シカト、吠える、ザケンジャねェ、ぶっ殺すぞ、と掴み合いが始まった。 日村は止めに入った。 「なんだよ、てめェ、関係ねェだろ」 「ここの新しい理事だ」 日村のナリを目にした二人は、へッ、と吐き出して、背を向けて去っていった。 稔が、「あいつら、ガキのくせに代貸に何て事を」と歯軋りしている。 我慢が足りなくてはヤクザは務まらない。 ヤクザは簡単には手を出さない。 その代わり、やるときは徹底的に本気でやる。 相手を完膚無きまでやっつける。 稔も我慢するホントのヤクザが身についてきた。 野次馬の多くの男子生徒が散っていった、が、日村は稔に、あいつを連れてこい、とカメラで写していた眼鏡の少年を指した。 捕まえてきた子に、「お前は、あの子らのパンツを映していたな」 少年はジタバタと暴れたが、稔は襟首を離そうとはしない。 「男として恥ずかしいことだ、わかってんのか、てめェ」と凄みを利かせた。 「おれ、メッシュの沢田ちひろのファンなんです、渋谷のクラブで、すっごいダンスを踊るんです」 組長は理事長室に席があった。 こいつらの席も、と教頭に指示していたので、日村は、滅相もない、自分は事務所に詰めなくちゃなりませんから、と必死に断ったが、「理事の仕事を放棄する事は許さねェ」と睨まれると、口答えは許されない。 何で、この年になって学校に通わなくちゃならない、日村は泣きたくなってきた。
事務所に戻ると、健一、真吉、テツの三人が、「俺達も理事らしいンですが、学校に行かなくていいンですか」と、何か、稔の事を羨ましげである。 健一は喧嘩三昧、真吉は女遊び、テツは引きこもりだったので、学校にはイイ印象を持って無い筈ではなかったのか? オヤジに頼んでたまには顔を出してみるといいさ、と日村が言うと、途端に、落胆していた3人の顔がパッと輝いた。 ・・・西潟工務店のオヤジに窓ガラスの見積もりをお願いしろ、と言われて訪れると、昼から茶碗酒で付き合わされた。 「今は、下請けの、そのまた下請けの仕事ばっかりで、儲けが無くてタダ働きみたいなモンよ、これはやけ酒だ」 「阿峡本のオヤッサンはお見通しだァ、仕事を獲って来てくれてありがてェや」と大喜びである。 阿峡本のオヤジは早耳と気配りが最大の武器である。 ここに来る途中の八百屋は、シャッターにスプレーで落書きをされていて、怒り心頭の顔だった。 若いモンを手伝いに来させます」と、事務所に電話を入れた。 帰途、稔と真吉が落書きを消し終えていた。 八百屋の主人は打って変わって喜色満面だった。 街の衆が困っていればそれを助ける、それがヤクザの存在価値である。 翌朝、日村はオヤッさんから、「今日は花壇を綺麗にしろ」と言われた。 何で自分が、と思ったが口にはできない。 事務室に日村達の机が用意されていた。 ノイローゼになって、長期休暇を取っている先生が結構いるらしい。 吃驚だ。 日村の時代の先生は威圧的で、生徒の憎しみの対象だった。 それに較べりゃ 随分、弱くなったモノだ。 竹倉事務長が、「昔は井上先生が花壇の面倒を見てくれていましたが、職場の過度のストレスで、心臓病で亡くなりました」という。 ノイローゼになったり、ストレスで亡くなったり、昔の学校の先生として、考えられない事だった。 ヤクザの日村は驚いてしまった。 一坪ほどの花壇が四ツ、事務長と雑草毟りから始めた。 根っこから抜かなきゃならない。 そのあと、鍬で土を耕した。 黒々と耕した花壇はなかなか美しいものだ。 二ツ目の花壇を終えた時、メッシュの沢田ちひろが、「何してるの?」 「見りゃわかるだろう」 「ふ~ん」と言いながら、傍にしゃがみ込んだ。 「おまえもやらないか?」と、声を掛けたが、無視して消えた。 4ツの花壇は午前中で終えた。 理事長室に報告に行くと、廊下のガラスの破片の掃除を生徒にやらせろ、とのご下命だった。 白崎教頭にそのまま命じると、「とんでもない、そんな強制労働はさせられません、虐待だ、と言われます、万一、怪我でもしたら訴えられて勝ち目はありません」と、目を丸くして拒否反応であった。 日村は断じた。 「午後から授業は中止、生徒には廊下のガラス清掃をやらせて下さい」 組長の命令は絶対なのである。 理事長は言う、生徒は預かりもの、だから3年居させて卒業証書を渡して出て行ってくれればいい、と考えていれば生徒だって舐めてかかる、いいか、自分の舎弟だと思って生徒に当たれ! 恐らく、花壇も廊下もこれでは済まないよ。 どういう意味か? 首を捻りながら理事長室をアトにした。
翌朝、花壇にガラスの破片が散りばめられていた。 ふるいにかけてガラスの破片を取り除き、ひたすら振り続けた。 教室の窓からその様子を眺めている視線を感じた。 気が付くと、ちひろが傍に立っていた。 「手伝うよ」 「おい、パンツが見えるぞ」 「見せパンだよ、嫌らしいな、生パンは絶対見せねェよ」 更に翌朝、折角、西潟のオヤジさんが修理した窓ガラスも割られて、その破片が花壇にバラまかれていた。 今度もちひろが手伝いに来たら、あの、ちひろのフアンだと言う細長い生徒も、黒谷祐樹と名乗って参加した。 「手伝いを有難いな」と礼を言ったら、二人は、「初めて褒められた」と嬉しそうだった。 ・・・阿峡本のオヤジが、「誠司、我慢ももういいだろう、躾けはキチンとしなきゃな」と声をかけてきた。 少し前、稔の後輩の北村猛を行儀見習いで預かっていたので、若い衆は5人となっていた。 テツを留守番にして、残る4人に命じて夜中の見回りをさせた。 事があれば知らせろ、と言って日村がアパートで待機していると、「三人が校門を乗り越えました」と真吉から携帯が入った。 駆け付けた日村は、「よし、挟み撃ちにするぞ、舐められたらどうなるか、ふざけた野郎どもにヤクザがどういうものか、解らせてやる」 三人がガラスを割った! 現行犯である。 追いかけてとっ捕まえた。 当直室に連れ込んで正座させた。 決して素人衆に手を出してはいけない。 「お前ら、ここの生徒か」 聞いても返事をしない。 イキナリ、背後に立っていた健一の頬を張った。 大きな音に三人の生徒はビクッと日村を見た。 「俺はヤクザだ、知ってるか」 返事が無い。 今度は健一の左の頬を張った。 両頬が真っ赤になった健一は足を踏ん張っていた。 「お前らはここの生徒か」と同じ質問、リーダーらしき生徒が、「そうだよ」 「敬語を使え」 「そうです」 「どうしてガラスを割った」 返事が無い。 日村は拳を握り、健一の顔面を殴った。 手加減はしたが、流石にボタボタと鼻血が出て、ダブルのスーツを赤く染めていく。 三人は、初めて怯えた表情になってきた。 日村の脅かしがジワジワと効いてきたのである。 リーダー格が江守太一、茶髪が大木隆則、長髪が橋本啓だった。 「俺達はお前らに手が出せねェが、いろんな知り合いがいる、お前らの親や兄弟が金になると思ったら、徹底的に追い詰めて、お前らの家くらい破産させるのはわけもねェ」 茶髪の大木が震え出した。今度はバケツを思いっきり蹴り飛ばした。 その凄まじい大きな音に三人は完全に震え上がった。 「割った理由なんかありません、すっきりしたかっただけです」 窓ガラスを入れ替えるのに50万円はかかる、ヤクザに払わさせるとどういうことになるか、解るか」 「死にたいか」 「50万円を払うか」 「死にたくない、金もない、そいつはあまりに身勝手だ、自分のやった事は責任が付いて回る」 「一人殺すと、死体の処理に三人の手がかかる、だから、今日は一人だけだ、誰からだ、名乗りを上げたらアトの二人は助けてやる」 顔面蒼白、震え上がっている。 こいつらは本当の恐怖を味わっているだろう。 「落とし前を付けてもらう、割れたガラスを片づけて教室も廊下も掃除するのはどうだ? 俺が指示したんじゃない、 自主的にお前らが言い出した事だ、今日は金曜日だから、土・日の休み明け、月曜日の午後だ」
月曜日の朝、竹倉事務長が校門前に立っていた。 あの三人の母親が押しかけてきているらしい。 理事長は、誠司は一切、手を出していないンだな、と確認してから、「私も会いましょう」と理事長室に案内させた。 理事長が、それで?と問いかけると、「うちの子が当直室に監禁された」 「すっかり怯えている」 「顔色が悪くて、精神的なショックが酷い」と、それぞれが吠える。 「休むと殺される、と言って登校しましたが、何をしたんですか」 金曜の夜、校門を乗り越えて学校に侵入し、窓ガラスを割った現行犯です、と説明しても、うちの子がする筈がない、とんだ言いがかり、罪の擦り付け、と聞こうとしない。 日村は、「不法侵入してガラスを割った3人に落とし前をつけて欲しいだけです」 その言葉尻を掴まえた母親は、「まるでヤクザみたい、落とし前だなんて」 阿峡本理事長が、「ヤクザみたいな、とは失礼ですな、私ら、本物のヤクザですから」と、凄んだ。 久し振りに見た、オヤジの凄みは恐ろしかった。 一瞬にして、室内が凍り付いた。 そわそわと、即刻、退散したい気配が濃厚だった。 小馬鹿にしたような屁理屈の通じる相手ではないのである。 理事長は優し気に言う。 「大丈夫、生徒と言えば子も同然、ヤクザはね、子の為なら体を張りますよ」 すっかり、毒気を抜かれた3人はすごすごと理事長室を出て行った。
事務室にはあの3人が待っていた。 母親が来ていた事を聞かせると、「直ぐ、しゃしゃり出てくる」と、口を尖らせる。 彼らが言いつけたのではなかった。 「良く、休まずに出てきたな、男の約束守って偉いじゃないか」と褒めると、決まり悪そうだった。 恐らく、褒められた事など初めての経験かも知れない。 沢田ちひろが、「なぜ、あいつらが掃除しているの?」と聞きに来たので、自主的にやっているのさ、お前もやってくれると助かるな、授業に出なくていいのね、解った、私もやる、と、よく見れば可愛い顔立ちだ。 入れ替わるように黒谷祐樹がやってきて、ちひろがやるなら俺も、と駆け出して行った。 全校生徒による掃除が必要、と言っていた理事長からの指示を実現させなければならない。 理事長の次の指示は、校門の塀と校舎の落書きを消す事であった。 その前に、先生が3人、日村に直訴だった。 校内の掃除は特定の者ばかりじゃなく、全校生徒の当番制でやるべきだ、職員会議にかけて実現に頑張る、運動部を復活させてスポーツを再開したい、と申し入れてきた。 ・・・巨額な寄付金をしている保護者が前理事長と結託して、勉強の邪魔になる、と廃部にされたらしい。 この保護者が、沢田ちひろと対決していた、小日向美咲の父親・泰造だった。 彼には広域暴力団の二次組織がバックについていた。 人気のあるちひろを押しのけて、自分が女王様になりたい美咲が、二次組織の力も利用して、あらぬ噂を振り撒いて常にイチャモンを付けている張本人だった。 運動部の廃部に反対していた校長は、小日向泰造との戦いに負けたという、過去があった。
(テツに探させていたこの高校を有名校にする手段、何と、あのダルマ校長が囲碁のアマチュア8段でプロとも戦える有名人だった。 そのうえ、愛弟子の黒谷祐樹もアマチュア5段の力を持っていて、そこらの大会に出てもレベルが低いから出ない、と嘯いているほどだった。 ちひろもダンスの大会で優勝した。 3人の先生は、野球、サッカー、テニスの部活動を始めた。 黒谷も、あっさり、段違いの強さ!と、新聞に書かれて優勝した。 校長が囲碁部を立ち上げた・・・、そして、ある大学が付属高校として買収することになった。 高校を去るとき、全校生徒が二階の窓から乗り出し、「理事長、さようなら」の垂れ幕と大歓声が起こった。 阿峡本組長が、「ヤクザを泣かせるなんざ、とんでもねェやつらだ」と呟いたのが日村に聞こえた。 卒業式で泣く生徒の気持ちが、今初めてわかった) ・・・このアト、「任侠病院」(文庫本)、「任侠浴場」(単行本)も買った。 日本人が忘れてしまった、礼儀、責任、護る、等々、ヤクザの基本が解決するこれらの小説は、素直に納得出来るのである)
女子プロ第35戦、鈴木愛が今季5勝目、韓国人に追っかけられて薄氷の優勝だった。 これで、26勝9敗。 5勝もしたのに、賞金王争いは、この韓国人に3,000万円もの差が付いている。 これからの秋の陣、高額賞金が続く。 逆転も夢ではない。 期待しよう! ・・・男子プロ、国内戦第17戦、韓国人が逆転優勝。 今平が力尽きた。 これで12勝5敗。 石川遼はPGA主催・上海でのプレー。 下位に沈んだが500万円をゲット。 流石に賞金額が高い。
(ここまで、7,800字オーバー、こんなに多い字数は初めてだ)
令和元年11月4日