この時期だけの中置は貴重な時間 | みその会のブログ

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茶道裏千家 みその会のゆかいな日々 

毎日、何を着ていけば良いのか迷う季節です。
もう衣替えしてもよいですよねセーター
来月ついに炉開きですが、その前のひと月、お茶は「中置(なかおき)」となります。
先月までの風炉のままですが
寒くなってくるので少しでも火をお客様に近付ける配慮から
風炉を真ん中に置きます。

お茶碗も秋らしく。


本日は体験の方もいらしたのでお軸は歓迎の物。
この日はまだ扇風機が必要でした💦。

お花もめっきり秋らしくなってまいりました。

主菓子「いがぐり」


こちらはお干菓子、山梨の銘菓「月の雫」
この時期にしかないものです。
中に丸々葡萄が入っております。

今回は和気あいあいとしたお稽古の雰囲気を。
中置は細水指を使います。


奥は見えにくいですけど五行棚です。棚の中にお釜が見えますね。

五行棚は陰陽五行から、天板、地板(乾、坤)の間に木火土金水を入れることでこの名がついています。 木(棚あるいは杓)火(炭火)土(土風炉、灰)金(釜、風炉)水(湯)を表しています。そのため土風炉をのせる約束となっています。

この時期だけですが、季節の変わり目を存分に味わえる期間になりますね🍂。
やっと慣れてきた風炉ですが
さぁ、また炉の季節になっていきますよ~。早く順応しましょう😊。

ゆき