暖かい炉開き | みその会のブログ

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茶道裏千家 みその会のゆかいな日々 

11月に入るとクリスマスソング流れて気忙しい気分になります。
お茶はいよいよ冬支度雪
先日炉開き。
と言えば、亥の子餠。
頂けるのは中ほどですけどね😊

待合の掛物「騎牛帰家 歩々清風」
今年の干支です。

ひさご

掛け軸「清娯」朴堂師作

まずは初炭手前から。


風炉から炉になると炭が大きく見えますね。

香合は雀。ふっくら可愛い。

そしてお待ちかね
点心です。

彩りよく、秋らしいですよね~。

椀物と八寸。


さて、お濃茶です。

先程の亥の子餠はこの色とりどりの縁高の中に。
頂きましたら、中立ちです。

後入りは壺の紐の結びが変わってますね!
未だに結び方が分かりません💦。
花入は黒織部、お花はツワブキ
大きさがちょうど良いですね。

炭の火が見えますね!
よく着いてますメラメラ

お棚は利斉好み「山里棚」
風炉先は「唐錦松林図」
水指 瀬戸

拝見しております。
お釜の湯が沸く音「松風」が心落ち着きますね。


お濃茶点前までは先生が。

楽(利休七種 鉢開)と濃茶の色合いが素敵。

お道具拝見後。肝心のお茶入など
写真撮り忘れ💦。


そして最後はお薄点前。
お干菓子は2種。
美味しかった😋。

乾漆茶碗「香嵐渓」。
木の上に漆を塗り重ねたもので見た目よりずーっと軽いんです。

こちらは見にくいけど「牛」です。
待合掛物に続き今年の名残です。

徳風棗 玄々斎好。

例年に比べると暖かいお茶事でした。
毎回毎回、新しいお道具が拝見出来(以前見たものも忘れてますけど)
季節も充分感じられますよね。

少しづつ日常も戻ってきている感じもあり
久しぶりに少しゆとりを持って楽しめた気がします。(次客だったから気楽だっただけかも?)

何か一つでも心に留めて
自分の引き出しに仕舞えたらと思います✨。(二度と引き出せなかったりする)

ゆき