毎日暑くって夜しか外出したくない季節がまた始まりました。今年はもしかしたら涼しい夏なのか?と一瞬思いましたが、気のせいでした
さて、今回は夏の正午の茶事のお話です。
わたしは正客として参加です。
いろいろ準備し、当日を迎えたのですが、いつもスムーズに進むはずのタクシーが徐行運転…
5分前に到着予定が、5分後到着という…申し訳ありませんでした
正午の茶事は、手順に省略のない最も正式なもので、お料理もゆっくり時間をかけていただくんです
あ、お料理の話を先にするのはおかしいですね
お茶室の外から風鈴の音が聞こえてくるイメージで、お茶室に入ると趣深い団扇が目を引きました。そして春先に炉でお稽古した透木釜が風炉でも
お料理はいつもながら白いごはんがおいしく、手作りの数々の品は本当に幸せな気分になりますね
匂いから違います。
そして青い海の水面のようなお菓子によく練られた濃茶で贅沢な空間だなあと。
そして、待合で休憩して今度は薄茶をいただきました。お軸からお花に代わっていて、心が隅々まで行き届いた幸せ空間でした
夏ながら秋風吹くは団扇にて
御簾外へとでる夕暮🌀
風炉 唐銅 般若勘渓
水指 ルネラリック
敷板 桐長板
茶杓 坐忘斎お家元 流星
仕覆 更紗
茶碗 花火
まさに日本の夏
猛暑に涼あり!
しかし一歩外に出ると現実に引き戻され
汗だくになりました
まあ、そういう現実があるから非現実を味わうことができるんですよね。納得。
みなさまも、何処かで日本の涼を見つけてくださいね。
とも










