いつも混乱七事式 | みその会のブログ

みその会のブログ

茶道裏千家 みその会のゆかいな日々 

雨が続き肌寒い日々でしたが、暖かくなって参りました。

ようやく春でしょうか?
と言いつつ4月も半ばです。

今月は炉も最後に近づき透木になっております。


炉の五徳を外し、透木の上に釜。
暖かくなり、炭火が見えるのが暑く感じるため、火が見えない配慮。だそうです。



ナツメも春らしく。

そして、今回のお点前は七事式の中の三友之式

平花月の前に全員で床の間に「花を寄せ」、「香を聞き」ます。

まずは札のの入った折据(おりすえ)を回し
役を決めます。

中に入りますと床の間には


このように、花入れが並んでいます。

順番に花を活けていきます。
最初の人が基本的に真ん中に活け
次の方からは自由に好きな花入れに好きな花を活けます。

まだ炉なので、花も炉の花を利用したいところですが
この時期、すでに風炉の花が出回っています。
そのため咲いている花を、使用しています。



選んでるところ。


全員が活けたら、こんな感じです。
華やかだし、個々の多少の粗も隠せますね。

次は皆でお香を聞きます。

これにも色々手順があり、あたふた。

こちらがお香のお道具になります。
左が香炭団の入った香炉。
この上で香を炊き
皆で香りを楽しみます。
確かにとても良く香っていました。

その後、ようやく花月に入ります。
最初にお菓子を頂きます。


とにかく、決まり事が多く
一人一人が流れるように動かないと
美しくないのです。

もちろん、我々、ぎくしゃく滞り
美しいとは、程遠い。

二回目は濃茶付花月。
最初に全員でお濃茶を頂き、その後平花月。

その時のお菓子はこちら。

緑の中にピンクの花びら。爽やかですね。

七事式も皆で力を合わせて
爽やかに行いたいものです。
いつのことやら。