夏の茶事 | みその会のブログ

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茶道裏千家 みその会のゆかいな日々 

毎日暑い日が続いております晴れ波
そんな中、夏の稽古茶事を行いました。


わたしは最初になんと待合いにていただく梅酒のグラスを割るという、ものすごい失態を犯してしまい、スタートからなんだか胸騒ぎがする茶事となりました…ガーンあせる


茶室に入るとまず飛び込んできたのはお軸。
そして、お棚と釜、薄器に水指。いずれも夏の涼感の印象が深いガラス美キラキラ
水指はルネラリックでした!半透明で光がさすと水に映る感じですね。


さてお道具を拝見したら、席について、お料理をいただきました☆
とっても温かくって心が休まる懐石です。
いつも思うのですが、珍しい食材といつも目にしている食材をうまく融合させた懐かしい味で食べやすいお料理です。自然の恵みってありがたいわ…と思いました。
またごはんが非常においしかったのも印象深いです。


懐石が終わると、お濃茶。
わたしはお酒が飲めないので、懐石の際、ほんの少しだけいただくようにしているのですが、それでもこの時間は身体が重く、ちょっと気だるくなってしまいます笑
そんな気だるさもお菓子をみたらすっきり笑
目の覚めるようなブルーと光のゼリーがっ☆
鮮やかなお菓子でお茶をいただき、気分もすっきりしました。


一度中立ちをして、最後にお薄をいただきました。
これもお菓子はガラスの小箱に、夏の物(金魚やカニ、麦はら帽子など)と薄いお煎餅が入っていてすごく涼しげで夏休みの平和な雰囲気が味わえましたかに座帽子



夏休みとか、何年もないなあ…そういえば…

平和な夏の涼感と、太陽の日差しとガラスの美しさを堪能できたお茶事でした!



お花
お花:宗旦槿



お軸
お軸:人々観自在



お棚

釜 あられ巴釜唐金 般若勘渓作
香合 ステンドグラス 辻堂(四つ筋(辻)に建つ庵(堂)を連想するらしい)
水指 ルネラリック
棚 はまぐり棚(板の形がほんとにはまぐり!)
茶入 信楽 上田直方
茶杓銘 可楽
仕覆 ぼたんつぼつぼ

薄器 ガラス 吉田文雄
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濃茶碗 刷毛目 近藤悠三(人間国宝!)
茶名 香雲
濃茶お菓子 夏の露 太市

※全てではありませんが、書けるだけ書きました※