悪役令嬢もの流行ってるじゃありませんか。
これは正統派無邪気に略奪系ヒロインが、幸せにはならない・なれない話ですから、シンデレラとかの生き様が憎くなってきているアラサー女子にも安心の物語であります。
悪役令嬢バチルダ様とは毛色の違う村娘と遊んじゃった王子様と、まんまと爽やかチャラ男に騙された美貌を自慢してたメンヘラ村娘の話でしょ?と。
心臓が弱くって村の仕事しないくせに、踊ったりする小娘でしょ?と。
きれいで苦労したくさいかーちゃんの切実な忠告も聞かずにいた小娘のことでしょー?
わーはははははは。
自業自得ですわよ!!!
なんだったら、第一幕が明るく朗らかで馬鹿そうであればあるほど、薄倖な第二幕が生きるってものですわ!
なんて、当初から感情移入する先は、嫉妬を抱く村娘Fとか、バチルダ侯爵令嬢の友人Dくらいなものなのである。
・・・・。
そんな私が、ラストシーンでは号泣していたという秀逸なものであった。