田口線廃止20周年記念乗車券(昭和63年・1988年) | 記念切符あれこれ

記念切符あれこれ

亡き父が集めていた記念切符、実家からもらい受けたものの、箱に入ったまま納戸にしまい込み10数年、あまりにも雑多に入っているので、少し整理をしようと思い立ち、それならブログに写真を貼ったら一覧代わりにになっていいかも・・・と思い、少しずつ記録することにしました。

ここまで上げてきた中で、国鉄と京急が多いのは住んでいた場所柄で、
営団地下鉄が多いのは私の勤務先の関係だと思うのですけど(通勤途中に買っていた)
なぜか多い豊橋鉄道・・・。
父はお取り寄せしてたんでしょうかね?

廃止路線すら記念になってしまうという・・・。
大きさは昨日の営団のものより横がちょっと小さく、たてがちょっと長い・・・
裏はこんな感じ。

有終の美といった感じの写真ですが、白黒なのが時の流れを感じます。
そうですよね、昭和63年時点で廃止後20年なのですから、廃止されたのは昭和43年。
まだカラー写真が少なかった頃でしょう。
ふたを開けます。

田口線略史がありましたので、見てみましょう。

運用車両の行く末まで書いてあります。
切符部分をあげます。

3枚とも歴史を感じる白黒写真です。
小さい頃に乗ったことがあるような、なんとなく懐かしさを感じる車両です。
2枚目は木材を運んでいますね。
調べたら、もともと木材を輸送するための路線だったとありました。
それぞれ裏に解説がありました。

よく車両に書いてあるカタカナ記号、私はよくわからないのですが、意味があるんですよね。
ご存じの方にはとても興味深いことなのでしょう。
 
記念切符のほかにもこんなものが入っていました。

初乗り60円の時代ですか・・・。
往復は80円とか、お値引き入ってるのかしら?
今では子供すら60円で乗れる電車は無いのでは?
一緒にワープロで打ったであろう手紙も入っていました。
やっぱり時代を感じます。
 
いろいろ調べていたら、豊橋鉄道で2018年に「田口線廃止50年、秋の廃線跡探訪シリーズ」、
あったそうです。
探せばまだありそうですが、豊橋鉄道さんがこの田口線を今でも大事に考えているのかなと。
そう考えたら、廃止20周年記念乗車券というのも、ネガティブな意味だけでなく、
愛されていたのかなと思えます。
廃線から50年のイベントがあったのだから、あと4年後の60年目でもなにかあるかも。
ちなみに、現在の豊橋鉄道さんはモンハンとコラボ中です。