平成三年善光寺御開帳記念乗車券(平成3年・1991年) | 記念切符あれこれ

記念切符あれこれ

亡き父が集めていた記念切符、実家からもらい受けたものの、箱に入ったまま納戸にしまい込み10数年、あまりにも雑多に入っているので、少し整理をしようと思い立ち、それならブログに写真を貼ったら一覧代わりにになっていいかも・・・と思い、少しずつ記録することにしました。

比較的新しいものが出てきました・・・っていっても平成3年・・・父が亡くなる2年前です。
長野電鉄・善光寺御開帳記念乗車券。
私は長野といったら、スキーでしか行ったことがないかも・・・

左のピンクの紙は、中に入っていたものです・・・しおり?
おばあさんが牛に引かれて善光寺に行ったお話が書いてあります。
封筒には窓があって、やっぱり通し番号が顔を出しています。
封筒の中身は・・・
まさかの般若心経が全文書いてあります。
父と母の遺骨をお墓に納めた時に写経して一緒に納めたので、これで全文、間違いありません。
(写真は折りたたんであるので冒頭部だけです)
そういえば、妹は仏教系の高校に通っていたので、空で唱えられるらしいです。
布張りの表紙が切符になっているようで、入鋏された絵がか描いてありますが、
実際使うとなったら、どうするのでしょう?
裏は善光寺の解説と「長野電鐵沿線・温泉名勝鳥瞰圖」が昔の絵のように描いてあります。
封筒から出す前は、適度な厚みから、御朱印帳兼用の記念切符なのかと思ったのですが
よく考えたら、ご朱印帳はもう少し横幅がありますね・・・これはとてもスリムです。
 
記念切手(という名の般若心経)をしまおうとしたら、中に小判のようなものが・・・

裏には「牛に引かれて善光寺参り」の文字が・・・
どうも1枚目を撮った時に「この紙はなんだろう?」と疑問に思っていたピンクの紙が
この小判型の台紙だったようです・・・
うん、おさまりがいい。
この紙に書かれたストーリーもいい。
・・・きらっと封筒の中で光ったから、五円玉かも・・・と思った私を許して。