既に亡き母が家をリノベーションする際、押し入れに残る父の残した物を整理をするというので
鉄道好きな息子が喜ぶだろうともらい受けてきた、記念切符がたくさん入る箱。
その箱の中でなんともかさばっているもの…それは｢Ｔシャツ｣！！
これは移し替えている箱の底に敷きたいと思い、掘り出しました。
Ｔシャツと共に入っている紙･･･いや、チケットには｢Ｔシャツ型箱根フリーパス(1985年９月)｣
とあります。
袋から出して広げてみましょう。
ガチでＴシャツ。
胸元に貼ってあるシールには「箱根フリーバス 旅行開始」と･･･マジでＴシャツがパス？
同封の紙チケット上部には、さっきのシールと同じ通し番号が打ってあります。
それにしても、着ているだけでパスとは･･･小田急、粋なことをしてくれます。
実は私、あまり小田急に縁がありません。
たぶん、両手で足りるほどしか乗ったことがないかも･･･友人や親せきを訪ねたり、
学校見学に行ったりしたくらいだと。
ロマンスカーはかすかに乗った記憶があるような･･･多分、個人旅行ではなく、
社員旅行かなんかで。
箱根はもちろん何度も行ったことがあるんですけど、ＪＲで小田原か、マイカーなんですよね。
父と母と妹と３人揃って行った最後の箱根は、踊り子号だったという写真が残っています。
きっと父が仕立てたプランだっただろうから、グリーン車だったんじゃないかな？
そう、父と行く電車旅はたいていグリーン車。
出不精の父がたまに出かけるからなのか、親戚の葬儀に向かう新幹線もグリーン車だったなぁ。